ボクシングの裏で広島戦ってのは知っていたが、やはり稀少度でいけばボクシングと見た。して、終わってチャンネルかえれば、九回表ワンナウトランナー一塁で投手永川勝浩、打者高橋由伸。原監督の常套手段でランナー盗塁、高橋フォアボール。谷タイムリー、ワンナウト一塁三塁で小笠原。永川制球定まりません。思わず「うへぇ」と言いたくなる。しかし、制球はともかくとして、永川のストレートってこの程度のものだっけ？ ああ、でも、小笠原をフォークで三振に仕留める。そうだ、ビビるんじゃねえよ、永川。さあ、阿部はどうするんだ。満塁も怖いが、阿部も怖いぞ。あー、打たれた、打たれてしまった。外角低めストレートをうまく流し打ちされてしまった。巨人の応援マーチを、カープの永川コールが打ち消していたというのに。流れが変わって、高めに浮いたフォークを二岡が右中間にガツン。あー。あああ、さらにイ・スンヨプにまでエンタイトルツーベース打たれてしまう。
新井のエラーからという面はあるにせよ、永川はよくなかったなあ。良いときはさ、ブラウン監督の言う通り、他に誰を代役にするんだ、って投手。でも現状では、二種類のフォークを使い分けるなんて話（カウント取るのと空振りさせるの）はどこへやら、高めに浮くのか、低くて暴投かという怖さばかりで、どうもスピードも重さも乗りきれていないストレートを狙われる。でも、かといって、代役というと、それはそれで、ねえ。急にまったく無いところからひょんと出てくるような投手もおらんし、ほかのパートで活躍している投手が回れば、そこに穴が空く。上原浩治を抑えに回せる余裕のある巨人がうらやましい。とほー。
→http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200707020218.html 永川登録抹消。やっぱり無理と判断したか。
→http://www.gulliver-allstar.com/final_result.html オールスターに黒田、栗原、前田。黒田は去年のこともあって株を上げ、この結果は当然か。栗原もこれを材料に奮発してもらいたい。そういうタイプに思える。で、問題は前田、前田智徳。元よりファン投票外野手部門、四位、五位あたりは当たり前だったが、ここでいきなりのトップ。現状が現状だけに、本人の重荷にならなければいいのだが。
