ロレンソ・パーラとの試合(id:goldhead:20070320#p1)が妙なことになっていた坂田。今度はちゃんとした試合になって、採点ごっこを楽しませてもらいたい。
- 2R…坂田10-9バスケス
- 一日で8キロ増って、すごいな。もちろん弊害もあるんだろうけれど。このラウンド、坂田が近い間合いからこつこつ当てる。バスケスは大振りか。どっちだろうか。良さを消した感があるので坂田。
- 5R…坂田10-9バスケス
- ここも中盤から後半にかけて近距離で坂田が優勢。少し離れたところから振り回してくるのも、見事にディフェンス。
- 9R…坂田10-9バスケス
- ここも坂田優勢。相手が入ってこようというところにスパンっと顔に入れて封じる。ダメージの蓄積も与えているだろうし、相手がやれることをやれない、というところで心を折っていくだろうか。
→公式ジャッジ:115-113 116-113 116-112
……119-109って、俺、大差つけすぎじゃん。すごい差だ。知らず知らずにTBSの煽りに乗せられていたか(対戦相手は途中からパーラに代わってたし!……ってのはうそ)? いや、そういう気もしないんだがな。引き分けかな? というラウンドもあったが、そこんとこマストシステムとやらで、あっちにつくか。で、やっぱり、解説の話にあったように、山場や見せ場、メリハリがなければ、なかなかポイントにならないのだろうか。それがこの世界の基準となると、なるほどなかなか坂田には不利な面も多いかもしれない。今回くらいの完封試合(と、俺には見えたんだけど)しなければならない、と。でも、このスタイルでここまできたのだから、いけるしやってるってことだろう。ま、ともかくいい試合見られてよかった。この試合みたいに、がっちりコンセプトがはまったような試合ってのは好きだ。むろん、そういう試合運びをするだけの下地、努力と技術あってのこと。
(新聞で細かい採点表見ていたら、序盤で坂田ペースになったのを3ないし4Rから、とつけているようだ。俺が2からとしたのが早すぎたようだ。あと、後半でもバスケス反撃があったあたりで割れていた感じ)