高津獲れ、高津

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/npb/headlines/20071010-00000027-kyodo_sp-spo.html

ヤクルトは10日、プロ野球史上最多の通算286セーブをマークしている高津臣吾投手(38)に戦力外を通告したと発表した。

 高津といえば筋金入りのカープファンであったことが知られる高津。高津クラスの名選手、功労選手であれば古田敦也とダブルセレモニーになっておかしくない高津。高津はしかし、そういう催しはなく、戦力外の高津、高津は現役続行の意志が強く、カープファンであったことが知られる高津。
 いいから高津獲れ。これは、「ソーサを獲れ」(id:goldhead:20061228#p1)や、「中田翔に行け」に近いものがあるけれども、いや、しかし、高津いいじゃないか。今シーズンの数字もボロボロだが、骨折が無ければわからんぜ。それに、高校の後輩である新井への影響力……とか。あんまりないか。まあ、しかし、本人がかつて憧れたという赤いユニフォームで投げる姿、カープファンにはうれしいし、カープの選手にも感じ入るところが出るんじゃあないだろうか。
 それに、たとえば、現役を終えたあとも、この、野村ID野球の教えを受け、古田と名バッテリーを組み、大舞台で勇躍し、大都会を歌わせたら右に出る者のない、この高津、コーチとなって、第二の清川として、みんなサイドスローに転向させて、いや、第二の清川にならなくてもいいけど、その第二、第三の高津が現れたら、いやあいいことじゃないか。そんな夢、見させてくれ、今しばらく。