ボクシング四大世界タイトルマッチ

 録画をしかけておいて、見始めたのは開始一時間後くらいからの追っかけ再生。も、いい気分になりたすぎてチューハイを飲み過ぎて寝てしまった。
総論としては、ボクシングのタイトルマッチこんだけ一気に放送してくれたのは最高だったが、個人的に(たといチューハイを飲み過ぎずとも)、ちょっと四試合というのはきつい。あと、ところどころラウンドがカットされるのも、採点を楽しみの一つとしている側としてはつらい。しかし、それはないものねだりというか、ありもの買えず(現地に赴く、有料放送)というか、ともかく放送をありがたく思おう。
 見ながら適当にメモしたもの貼っておこう。

木村登勇vsアンドレアス・コテルニク


木村 コテルニク
1R 最後いいパンチ食らうも、ここは木村か。
4R あらら、とばしちゃうの。木村の手数が勝っているようだが、チャンピオンのパンチも強そう。
7R イースーチーときて、さあどうなのか。チャンピオンのパンチが的確に木村をとらえる。むむむ、強い。このラウンドはチャンピオンだろう。
12R ここまでの状況よくわからないが、ともかくもう倒さねばならない局面みたい。しかし、そう簡単に倒れてくれることもなく。木村、かなりスタミナがきれているよう。なんとか立ち続けて試合終了。
……というわけで、木村術世界王者奪取ならず。ううむ、世界は広い……。
 ‘木村術’の木村の試合はこないだ一度だけ放送していたのを見たことがあったが、見た目も奇抜でボクシングも奇抜、ここらあたりの階級で国内無敵というのも納得。その世界挑戦だが、飛ばし飛ばしでわからないけれども、チャンピオン圧倒のようだった。いやはや。

河野公平vs名城信男


1R いきなりの打ち合い! やや河野か。10-9
2R ここまた打ち合い! 少し名城がさばいたように見えたが。9-10
3R うへえ、これ第何ラウンドだよって打ち合い。どっちが優勢? わかりません。10-10
4R あれ、省略?
5R 名城右瞼カット。河野が押しているように見える。10-9
6R 省略…。
7R 河野が押し込むシーン。河野優勢だろうか。10-9
8R 省略。
9R 止まらない打ち合い。しかし、左、左、左の河野か。
10R 
〜ここでチューハイの飲み過ぎ、四時間寝る〜
11R 名城の右アッパーがポイント、らしい。しかし優劣はわからん。
12R 最終。人生を賭けた打ち合い。このラウンドのみの優劣といえば河野か。

判定……、名城信男、2-1。超僅差!

 ここで不覚にも撃沈(アルコールに)。最初の打ち合いからどうなるかと思ったら、ともに決定打とならず判定まで、というあたり。

西岡利晃vナパーポン・ギャットティサックチョークチャイ


1R ナパーポンは時折重そうなパンチを放つも樣子見モード。ここ西岡。10-9
2R ナパーポン、布石のように右ストレートを放つも、ここも西岡のスピードが冴える10-9。
3R ナパーポンの手数は増えるが、西岡のスピードが凌駕している。10-9
4R ナパーポンのエンジンがかかったようだが、西岡がかわし、そしてボディ。10-9。
5R 近距離の打ち合い、それも西岡。ナイスなパンチも入る。10-9
6R 右もいい西岡。こんなに西岡につけていいかわからんけど10-9。
7R 序盤ショートレンジの打ち合い、これはナパーポン。後半は距離。9-10。
8R ナパーポンのプレッシャー。しかし、西岡が足を止めて打ち合いに。うーん。9-10
9R 西岡の冴えがなくなる。ナパーポン強まる。9-10。
10R 足を止めてのボディ合戦。西岡あぶないスリップ。うーん。9-10
11R 水を撒いて足を止める……なんて奸計があるとは。西岡流血ストップ。10-8
12R 打ち合い。ナパーポン、ラフプレイで減点。西岡最後まで逃げ切ろうとせず。10-8。
116-110
……ウィラポン、そして親バカ西岡! いいぞ!
 西岡とナパーポンについてはこちらの記事など読んでいて、どちらも頑張れという感じで見ていた。序盤はスピードで西岡が圧倒も、後半につれてナパーポンの圧力が増してくるという、解説予想通りの展開。しかし、そこからも圧倒的に逆転できなかったナパーポン。「アキレス腱断裂」、「天才」というと、もう前田など連想してしかたないが、おめでとうトシオカ・ニシオカ。あと、「ギャットティサックチョークチャイ」は「ナコンルアンプロモーション」、「ナコントンパークビュー」などをはるかにしのぐ難易度。意味はなんだろうと調べてみても、よくわからなかった……。

新井田豊vsローマン・ゴンサレス


1R 凄い緊張感。ローマンが取ったか。落ち着きとパンチ力。9-10
2R ローマンのパンチ、階級違いかという。相手の身体を浮かせるような。落ち着きも。9-10
3R 打ち合いに出て局面打開を目指す新井田。しかし、ゴンサレス強し、新井田ダメージ。9-10
4R ドクターストップ、TKO……。
……まさか、こんな新井田を見ることになるとは! これがミニマムって、おかしいやろ!?
 これはびっくり。こんな強打者というか、なんというか、ミニマム級なのかという。新井田もさすがの動きを見せたりするけれども、これではいかんともしがたいというか、そういう差に見えた。なんとも、すごい選手いるものよなあ。