『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』ヲ・ミタノ・コト

 それで、『そらのおとしもの』がいつの間にか終わってたわけなんだけれども、まああれはなんか読みきりみたいな感じで見ていたし、まあいいかというところなんだけれども。それで、そろそろいろいろな新しいアニメがはじまったりするわけなんだけれども、とりあえず『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』が最初なんだけれども。
 それで、事前に知ってることといえば、「顔が『けいおん!』に似ている」ということくらいだったんだけれども。しかし、いざ始まってみれば、静止画で見るほど『けいおん!』っぽくないんじゃないのか? って思ってたんだけれども、まあ、いざ実際に見てみればどうだったかといえば、キャラの顔がアップになるたびに、俺の脳味噌の中の『けいおん!』回路がオンになったわけなんだけれども。まあ、思ったりより『けいおん!』っぽくないんじゃないかという予想を裏切る程度には『けいおん!』っぽかったというのが、まあ第一回を見た感想なんだけれども。
 それで、その『けいおん!シナプスが発光するたびに、「次、ギャグ」みたいな、なんか笑いを求めるようなところがあったんだけれども、今回はそういう展開にはあまりならないわけで、その細かい脳内の揺れにおいて、なんだか物足りなさが残ってしまったんだけれども。でも、もちろん、だんだん脳味噌に『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』回路も形成されていくだろうし、そうなったら『けいおん!』の第2期なんか見たりしたら、「なにうんたん♪言ってやがるんだ! 早くパンツァーファウストを! ああ、ジョニーの内臓をかき集めようとしたけど、どうしても足りないんだ……!」みたいな、そんな風に思うのかもしれないのだけれども。
 それで、まあ、しかし、『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』がそんな展開になるかといえば、まだまだ未知数なわけのようだけれども。どうも、原作とかいうのがないようなわけで、それはそれで先が読めずに、みんなあれこれ言っていて、これはこれでおもしろいというところなわけだけれども。
 それで、俺が望む展開というと、どうだろうか、あまり想像がつかないというか、あんまり神話+架空戦記的だと、これも途中で見るのをやめてしまった『戦場のヴァルキュリア』みたいになってしまうし、あんまりラッパ寄りになってしまうと、これはもう『けいおん!』ファンタジーになってしまうし、難しいところなわけだけれども(もちろんそれらでもおもしろければなんでもいいのだけれども)。
 それで、やっぱりなんだろうか、せっかくドイツ軍っぽいのだから、ドイツ軍っぽいのもいいんじゃないだろうかとも思うのだけれども。それで、隣国の「バスターズ」がヘルベチア兵狩りにやってきて、バットでぶん殴られたり、頭の皮をはがされたりしてたいへんなんだけれども、AI搭載型多脚砲台タケミカヅチが防衛に出たと思ったら、炎の少女たちに変動重力源と同じ要素を感じ取って暴走しちゃって、ヘカトンケイル級のサイボーグとかとの戦いになるんだけれども、結局、炎の少女はバジュラの女王ということがわかって、アンチスパイラルは怒るし、まったくたいへんなことになるんだけれども、ソラミカナタハ テキノ タマニ アタリマシタガ、 シンデモ ラッパヲ クチカラ ハナシマセンデシタみたいな感動のエンディングみたいになるわけなんだけれども。
 それで、まあ、まったくこんな調子で妄想もいまいち盛り上がっていないのだけれども、アニメの方は盛り上がることを期待して来週以降も注目しようと思っているのだけれども。おしまい。