ぼくのしごとは、はまべできのみをひろうことです。
きのみを5こあつめると、1つのパンか1つのスープをもらえます。
おおきなきのみは、ふつうのきのみの6こぶんです。
へんなかたちのものは、わかりません。
カニは、1こで1つのスープをもらえます。
おおきなカニは、せんせいにほめられます。
くつは、きのみ3つぶん。
おおきなくつは、6こぶん。
おびは、3つぶん。
おくすりは、のんではいけないとせんせいがいいます。
きれいなかいがらは、もらっていいのです。
おはかには、しんだひとがはいっているらしいです。
ぼくは、しんだひとをみたことがないです。
にげては、いけません。
いのるのはよいことだけど、
なにかにいのったり、
なにかをいのったりしてはいけないと、せんせいはいいます。
ねこのひとがいます。ねこのひとはしゃべりません。
ねこにはひとつのたましいしかないが、
にんげんにはふたつのたましいがある、そうです。
とりも、ひとつです。
にんげんは、ふたつ。
けれど、ぼくはひとつのたましいしかもっていないと、せんせいはいいます。
ここはむかし、とおいうみのむこうのくにと、
せんそうをしているときに、たてたものです。
こんなもので、「さくせん」をふせげたはずはないのに。
ぼくは、せんそうのことをよくしりません。
ここには、あんまりきのみがおちていません。
そとのたちのたましいはふたつです。
けれど、プリントアウトされると、ひとつにするのだとせんせいはいいます。
なにかにいのってはいけないし。
なにかをいのってはいけない。
えのかいたものをひろうと、パンを1こもらえます。
よるになると、へやにかえります。
おやすみなさい。