映画『眼下の敵』 〜やっぱり潜水艦映画は最高だぜ〜

 潜水艦映画の古典的名作、である。ともかく、潜水艦映画はおもしろいのだ。……って、おまえ、っつーか、おれ、ここのおれ、どこのどの映画を指して「潜水艦映画は最高だ」って言ってんの? とか自問自答するに……「いや、別に」とかしか答えられなくて愕然とする。
 いや、言い訳をさせていただけるならばですね、小学生のころとか、わりと戦争映画とか好きだった父がビデオ屋から借りてきてたのを……、とか、なんかテレビでやってたのを……とか、その程度の刷り込みですかね、いや、完全にイメージ潜行もとい先行でもの言ってました、はい。
 で、この『眼下の敵』、「駆逐艦爆雷すげーなー」とか「メカかっけー」とか、それでもちろん、潜水艦の緊張感、駆け引き、そしてクルト・ユルゲンスのかっこよさなど満喫できました。小並感。まる。あと、wikipedia:眼下の敵にこんなこと書いてあっておもしろかった。

映画の終盤では、アメリカ側とドイツ側がお互いに助け合う演出となっている。一方原作では、対抗心を燃やした艦長二人が取っ組み合いを始めてしまう。

 こっちの方が今時(ちょっと前?)のハリウッド映画っぽいじゃねえか、とかね。でも、この映画が艦長同士の撃ち合い→殴り合いで決着みたいなことになってたらどうよ? 駄作? 怪作? ラストが残念な子に? などと想像してしまった。
 ……それで、ついでに『ガールズ&サブマリン』とかくだらない想像をしてしまうのも今や仕方ないといっていいのだけれども、潜水艦道。ほら、女の子にイエローサブマリン音頭を踊らせりゃいい! いや、まあいいや。おしまい。

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