おれは『苺ましまろ』が好きである。とはいえ、それが始まったときからのファンというわけではない。一年か二年か前に突如ハマって、漫画を買い揃え、アニメも全て観た。だから、おれは四年半も待ってはいない。いないけれど、待望の、というところに偽りはない。
というわけで、おれはもうこの表紙からしてニヤニヤが止まらなくて、いいなぁと思いつつ、またページをめくる手が止まらなくなってしまうのである。しかしまあ、お姉ちゃん煙草吸わなくなったり、これも時代なのかね。スマホとか出てくるしね。うん。
まあともかく、キモくて金のないおっさんは、ない金の使いみちの中から『苺ましまろ』の新刊を買うという行動に出たわけであって、べつに高価なものじゃあないが、その結果、ああ、いいなあと思うわけである。いいなあと思うときがあったっていいじゃないか。なあ。