「……メビウス1、応答は!?」とスカイアイ。老いぼれメビウス1は酒酔い操縦で地面にキスして炎上、そして寝落ち。燃えつづける戦闘機。どうしたんだ、メビウス1……。
というわけで、結局おれはPS4を買った。買って、待ちに待った『ACE COMBAT 7 SKIES UNKNOWN』をプレイした。「ストーン・ヘンジよ、私は帰ってきた!」と威勢を張りたいところだが、だいたい上記のような感じである。
というか、そういうような感じであることはわかっていたので、おれは迷うことなく「EASY」でゲームをスタートさせた。操作方法も「エースコンバットに慣れていない方」用を選んだ。もっとも、後者については「やけに墜落するなあ」と思い、やはり一応『INFINITY』はやってたし、普通の方法がいいか、となった。
それにしても、やはりヨチヨチ歩きである。いや、飛んでいるのか。いずれにせよ、ミハイ・チクセントミハイ(それは別人)のような老人ではなく、単なる老人である。「わしも、若いころはリボン付きと呼ばれてなぁ……」という具合である。もっとも、酒飲み操縦はダメ、ゼッタイ! というのもあるかもしれないが、いや、眠くなるね。このところ仕事が忙しくて、やや睡眠不足気味というのもあるが。ともかく、なんやかんや復習していたら、ストーリーは後半、そして最後のトンネルくぐり……。
このトンネル、このシリーズおなじみのトンネル、トンネルには苦戦した。本当に苦戦した。酒酔い操縦でこれはかなりえげつない。何度も何度も飛行機を爆発炎上させた。キャサリン・オヘアかという具合である。無事に脱出したときは、まじでガタガタ震えて、血圧もなんか酷いことになっていたと思う。戦争は健康に良くない。
で、ゲーム全体の感想はどうだったの? と言われると、なんというか、勘を取り戻すのに必死でしたとしか言えない。ストーリーはどうだったの? というと、やはり操作の方に手一杯で、その手一杯がもどかしく、いや、今度は「NORMAL」で一周して楽しみます、としか言えない。今度は日本語音声、英語字幕にしようか。
しかしまあ、人間は老いる。ゲーマーとしても老いる。でも、またおれはメビウス1になりたいんだ。そう思った。そう思わせてくれるゲームだった。「メビウス1、エンゲージ!」……オンライン対戦? そんなのは無理だ、まったく。リハビリが必要なんだ、リハビリが。そうすりゃ、まだ、若いもんにも……ゴホッ、ゴホッ。
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まあ、結局「値引きのうえに、ゲーム2本ついてくるキャンペーン」に負けた。で、ついてくるキャンペーンで選んだのは『グランツーリスモスポーツ』と『スパイダーマン』。『グランツーリスモスポーツ』はやはり老いぼれの帰還的ななにか。酒酔い運転で壁にぶっ刺さってそのまま寝落ち、というパターン。でもまあ、なんか楽しいよ。一方で『スパイダーマン』は、もうまったく操作がわからず、なにもできず、まったくプレイしていない。「なにか新しめなゲームを」と思ったが、これこそ老いぼれか……。いや、おれ、昔々のメタルギアシリーズやバイオハザードシリーズから、こういう視点で人間を操作するゲームは大の苦手なのだっけ。そんなことを失念しているのも、老いというものか。
PlayStation 4 グレイシャー・ホワイト 500GB (CUH-2200AB02)
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- 発売日: 2018/07/01
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ちなみに、白いのを買った。