おれは今朝の夢の中にいたかった

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また、Books&Appsさんに寄稿いたしました。本題はというと、本文を読んでください。

で、おれはここで、久々に今朝の「覚えていた夢」を書こうと思う。ここのところ、「夢を見ていたが、目覚ましのアラームで忘れてしまう」ということが続いていたので、久々のことだったのだ。

その夢の内容はというと……。

おれは競馬場にいた。ただし、おれは未来から過去にさかのぼってそこにいる。おれは、このジャパンカップ安藤勝己鞍上のシンボリクリスエスが勝つことを知っている。相手には人気薄の外国馬だと知っている。そこでおれはシンボリクリスエス単勝5万円と、人気薄外国馬相手の馬連を3万円買った。結果、シンボリクリスエスは2着になるが、人気薄の外国馬が買ったので的中だった。払い戻し窓口に行くと、そこには安藤勝己がいて、笑いながら帯封を封筒に入れておれに渡してくれた。

……こんな夢である。ツッコミどころは山ほどある。安藤勝己シンボリクリスエスに乗ったことはないし、ジャパンカップで連対したこともない(三着は二度ある)。そしてアンカツが払い戻しの窓口にいることもないのだ。

まあ、夢とはそんなものだろう。そう思っておれはiPhoneのアプリMi Fitを立ち上げる。お恵みもののMiスマートバンド4に連動したアプリだ。どういう仕組みかわからないが、おれの入眠時刻と起床時刻、そして浅い眠りと深い眠りを記録してくれる。

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だいたい、起床に近づくにつれて浅い眠りになる。浅い眠りということになると、やはり、夢を見たりするものなのだ、たぶん。いや、レム睡眠でもノンレム睡眠でも夢は見るものらしいのだけれど。

それにしてもまあ、縁起のいい夢を見たものだ。今週末のG1は、あまり興味はないけれど、アンカツの予想に乗って帯封といこうじゃないか。……って、アンカツの予想はかなりいけてるものだけれど、大穴狙いはしないので、おれが小銭を賭けたところで帯封はない。だが、帯封の十分の一(十万円)くらいの夢はいつだって見ていたいものなんだぜ。ああ、夢よ、眠りよ。

ちなみに、記憶と自己同一性について知ったB級SF映画は『トータル・リコール』。おれがフィリップ・K・ディックを読むのは、映画を見たのち十年後くらいだ。夢よ、悪夢よ。いずれにせよ眠りが恋しい。深夜以外は。

 

 

 

ユービック

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