ポケモン知らず世代

「パルワールド」リリース4日で売上本数600万本達成。最大同時接続数は170万人超えに - GAME Watch

 

「パルワールド」というゲームが話題になっている。おれにはまるでわからん。わからんのは「ゲーム」というものからほとんど足を洗っていて、現代のゲームのシステムとかジャンルとかまったくわからないのもあるが、なによりわからんのがポケモンだ。

 

おれはポケモンの世代ではない。調べてみると最初に『ポケットモンスター』赤・緑というのがゲームボーイで出たのが1996年。おれは1979年生まれで、当時17歳。「いまさらゲームボーイでもないよな」というくらいの距離感があって、ちょっと子供向けにも見えて、ぜんぜんやってみようとも思わなかった。なんだろうね、ダビスタとかやっていたころだろうか。

 

そのあと、ポケモンが地球上を巻き込んで一大コンテンツになっていく様子も「人気あるんだなー」と思って見ているだけだった。アニメも知らん。おれは、せいぜいピカチュウくらいしか知らない。

 

そんなわけで、スマートフォンの位置ゲーになったり、睡眠アプリになったりして、なんとなく「大人になったポケモンの思い出がある世代」向けかなと思えるコンテンツについても、「そういう世代向けなんだろうな」というだけで、まったく興味が持てない。もちろん、新作ゲームについても当然いまさら「ポケモンやってみようかな!」とかなるはずない。

 

と、おれはそんな世代なんだけど、世間的にどうなんだろ。「ポケモン知らない世代っすよ」とか、あんまり見たことない。まあ、おれは人間関係がえらく狭いので、そのあたりはわからん。ネットでも、ポケモン知らない世代がポケモンに関するなにかに「ポケモン知らない世代っす」と書くことも少ないだろう。自分も書いたことがないとは言えないが、ポケモン関連の話題になるたびにいちいち書くことはない。

 

女の人は、息子さんがポケモン世代だったので、いくらかポケモンを知っていて、睡眠アプリとか使っている。なので、「子供がやっていたので」という世代も存在するだろう。幅広い。まあ、おれは違うけれど。

 

でもなんだろうか、そのだね、まあべつに「パルワールド」がとくに特別というわけでもないけれど、やはりなんだろうか、公式ではないゲームについて、その内容ゆえにいろんな「ポケモン世代」の人たちそれぞれの作品観みたいなものがバチバチに出し合っている様子というのは、なかなか興味深い。ああ、そうか、ポケモンってそういう感じなのか、と。

 

で、おれがなにを言いたいかというと、まあとくにない。一生に一度くらい「ポケモン」についてなにか書いておいてもいいかと、なんとなく思っただけ。というか、「ポケモン知らない世代」もいるよ、という表明というか。いや、ポケモン知ってる世代でも、ポケモン全く興味なくて知らないよって人もたくさんいるんだろうけど、なんかこう、ポケモン強いよなとか思って。すごいよな、やっぱり。日本人が知らない国を歩いていたら、「ピカチュウ!」とか言われるんだろうか。でも、おれは、知らんな。いや、知らない国歩かないけど。まあ、そんだけ。

 

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