アテネオリンピックのハンマー投げで、ハンガリーのアヌシュ選手がドーピングで失格となり、室伏が金メダルに輝いた。あるサイトに、「アヌスなのに、アヌシュと言う日本人ってほんとどうしようもないね 」項(コメント:アヌスという他の単語がなかったらアヌスって呼ぶだろうに・・ )を発見した。ハンマー投げ競技の放送を見ていなかったが、調べてみるとアヌシュのスペリングはAnnusとある。ハンガリー語(マジャール語?)はよくわからないけれど、確かにアヌスと呼べそうな感じだ。
ところで、名前を検索していくとアヌシュのホームページ(上のとこAnnus Adrianをクリック)のらしきものが出てきた。中身はさっぱりわからないので、ぜんぜん違うかもしれない。やたら重いし。
で、英語圏の人間もやっぱりAnnusはAnusっぽいと感じ、ダジャレなんか作ったりするんだろうか。googleでAnnusとanusで検索を掛けると、日本語のサイトが引っ掛かった。そこによると、>anus(anal)はラテン語で「輪」を意味します。このanusとほぼ同じ言葉のannusはラテン語で「年」です。
そうか、アヌスミラビリス(驚異の年)ってドバイの馬がいたな。毎日王冠勝ったやつ。するとやはり、日本語表記でもアヌスが適当だろうな。ハンガリーの言葉がどこから来たかわからないけれど、肛門を通って来たわけではないのは確かだろう。
で、英語圏の人間がジョークにするかどうか。googleでgoogle:annus anus hammer jokeで検索すると、一番上に出てくるwww.japantoday.comのコメント欄。日本のメディアが「シュ」と言うことについての言及もあるし、一番上の「With a name like that....」ってタイトルの書き込みも、名前についてのあれだろう。いや、英語力がなくてよくわからない。
室伏は、ハンマー投げについて、自分が地球でハンマーがその周りを回る衛星のようなもの、とテレビで語っていた。輪を意味するであろうアヌシュは、人生の軌道を外れてどこへ飛んでいってしまうのだろう。不義を為したものの末路は、名前についてあれこれ言われてしまうほど悲惨だ。