有馬記念あれこれ

 日刊スポーツ本日の紙面「黒服コラム」より

デルタブルースは)一時期は地方大井の内田博騎手で臨むプランもあったみたいですけど、ボニヤ騎手で落ち着きました。

 いよいよ有馬ということで、日刊スポーツの一面も有馬。しかも、朝青龍デルタブルースを推すというわけのわからない一面。いいじゃないですか、お祭りらしくて。しかし、「キムチ野郎」発言は日刊だったと思うけどな。意外だ。
 そのデルタブルース、鞍上がしばらく決まらなかったけど、内田博幸案があったとのこと。何てことだ、俺はデルタを高評価しているのに、ボニヤがネックだったんだ。内田だったらよかったのに。いやはや。同じくその記者の匿名対談風コラムにこんな話が。

有馬記念フェスティバルに出演した佐藤哲が、控室で五十嵐に「どう乗るの?」と聞いたところ、「本当に抑える」と答えたらしく驚いていた。

 これは本当だったら面白いやり取りだ。だが、額面通りには受け取るわけにはいかない。岡田総帥に手綱を握られる立場とはいえ、五十嵐も一人の勝負師である。展開の鍵を握るタップダンスシチー佐藤哲三に三味線を弾いた可能性だってある。ここらあたり、虚々実々のやりとりなのかもしれないぞ。
 虚々実々といえば、タップダンスシチー現役続行。調教師の頭越しに決定したことなので、後々禍根を残さねばいいが、ニュース自体は正直うれしい。境勝太郎の言っていた「本当の名馬は十歳でも実力は落ちない」が本当なのかどうか。