ガキの使いの感想

 ヘイポーの見合いネタだったけれど、とにかく「ヘポシ」というどうでもいいネーミングに腰が抜けた。しかし、ヘイポーも五十とは驚きである。ヘイポーも、といっても、この番組でしか知らない存在なのだけれど。裁判ネタの再現VTRのヘイポーの喋り方って、なぜか真似したくなるから不思議だ。オーラのせいか?
 一方、フリートークでは松本がペイオフの話題をはじめる。ゼニのネタで浜田をいじろうというような話だけれども、「みなさんどうします?」と客に振ったときの微妙な空気。果たしてあの客席で一千万以上の金を貯めている人間が何人いたのだろう?いや、いたのだろうか?これは完全に松本人志の読み違いだろう。それがあまりにも「素」だったものだから、ちょっと面白かった。その後「いうても三千万くらいダウンタウンにとっては〜」などと方向転換してみたけれど、最初の乖離が大きかった。そして、浜田雅功が冒頭で松本の振った「なんか刺されたような気になった」ネタでフォロー。ここらあたり、コンビとしての年季か。
 別に俺はダウンタウンがえらく金を稼いでいることになんとも思うわけではないし、金をえらく貯めていても当然と思う。その一方で松本がドンキ好きのドケチな一面もまた本当なのだろう。しかし、ふとしたペイオフの話題での読み違い。ここらへん、何かを垣間見たようでちょっと印象に残ったわけである。