ぷ。ぷァ

 昨日「トリビアの泉」を見ていたら、「東大の教授が雪男を捜しに行き、見つからなかったのでカワイルカの研究をして帰ってきた」というようなトリビアがあった。途中から見たので、八嶋智人が詳しい解説をするところしか聞いていない。しかし、カワイルカにはピンと来るところがあった。藤原新也の『ノア』(id:goldhead:20050704#p2)に、「幸福の海豚」という話があったのだ。それによると、ガンジス河の海豚にも「アーリア民族の万有霊魂崇拝の信仰心が働いている」が他の動物と同じように働いている。しかし、奇妙なことに海豚を見ると不幸になるとされる時代と、幸福になるという時代があるというのだ。若い頃、著者はこの海豚を巡り若いベンガル人と口論になり「ハイ・ラマ!(おお神よ)、トゥマラ(こいつは)、ボホット(猛烈に)・パーガル(馬鹿で)・ホギャー(使いものにならない廃品だ)」と面罵される。「パーガル・ホギャー」という響きが、なんかAAで見るところのm9(^Д^)プギャーに似ていると思いませんか。
 いや、それはいい、海豚だ。その口論の元は、海豚を本当に見たのか見ないのか、という話。著者はインドを旅していてもはっきり見たことはないという。それを読んで俺も、河海豚は実在のものかどうかわからないような気になったのであった。ところが、東大の教授が調査したというのだから居るのだろう。ところで、軍に追い払われたとか言っていたが、そこに信仰との関わりがあったのかなかったのかは気になるところ。肝心のガンジスカワイルカの写真は検索したらすぐに出てきた。丁度、トリビアの東大教授のエピソードも触れられている→http://www.um.u-tokyo.ac.jp/museum/ouroboros/06_01/shinki-syuzou.html
 ぷ。ぷ。ぷ。俺はこの文字の見立てについてはネットで見たことがあった。しかし、だ。なんか間違った見方をしていたように思う。左側が投げる方向、というように。昨日、はっきりわかった。カワイルカついでに「ぷァ」も紹介すればよかったのに。
 あとは、何だっけ。そうだ、心理学者が雁首揃えて浮気についてカマのかけ方。これが何やら女性誌やら男性誌にいくらでも載っていそうな結論であり、なおかつ実効性がありそうと思わせるあたりが侮れない。しかし、対処の仕方を教えないというのは片手落ちだ。放送自体が対処という気もするけれど。