さて、帰るか。

 一時過ぎてしまった。昼の間は寝ていたようなものだから仕方ない。冬は寒いので眠くならないのでいい。カフェインを食う必要もない。これでも帰って飯食って寝て起きて出社するというルーチンは変わらない。じゃあ早く帰った日は何をしているのか。だいたいゲームで潰れている。あまり変わらないじゃないか。ここ数日、本を読んでいない。帰り道は寒いな。最近やたら服のお古がまわってくる。いよいよ俺もホームレスかドヤ人か。そこの寿町じゃ冬に死んだら死体を焼いて暖を取るそうだ。俺はそのドラム缶をすんなり信じられるほど怖いところだと思っているが、道一本手前を通り抜けるのに何の怖さも感じない。見えない境界がある。確実に。