http://www.jra.go.jp/news/200706/062502.html
函館の最終、馬券は買っていなかった。たしかTVKの方でちらりと見ていて、直線に入ったところで派手な落馬があったように思う。テレビ画面で見ると、どんな落馬もかなり危ないものに見える。騎手がどれだけの怪我をするか、本当に紙一重のところなのだろう。この件、この間の石山繁騎手に続いて、決して軽くはない怪我のようだ。
競馬が競馬である限り、こういう事故は起き続けるだろう。F1カーは格段の進歩をしてクビサの命を救ったが、サラブレッドはそうはいかない。だけれども、ヘルメットやインナー(?)なども日々改良されているだろうし、できないことがないわけでもない。以前、ギャロップで後藤浩輝が嘆いていたけれども、競馬場の救急対応はお粗末なもののようで、その場では応急処置できる体制ではないし、競馬場内の救急車は競馬場内を走れるだけで、そのままサイレン鳴らして病院直行できるものではないのだとか。そのあたりだって、改善の余地があるだろう。競馬が危険を伴うのは変わらないが、それをゼロにはできなくとも、リスクを減らす方、減らす方へと。そのためには騎手もちょっとくらいは競馬会と喧嘩してもかまわんと思う(もっとも、母体に体力のない地方ではそれも難しいだろうが……)。
ともかく、今は塚田騎手の無事を祈るよりほかはない。