ファミリーレストランを運営する「すかいらーく」は、2008年7月までに全国約2500店舗で使い捨ての割り箸をやめ、樹脂製の箸「エコ箸」に切り替える。松屋フーズでも全店舗で切り替えがほぼ完了するなど、外食産業での「エコ箸」採用は広がりそうな気配だ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080612-00000001-jct-soci
日本人の箸に対する思い入れか、洗いやすさの問題か、なんだかよくわからないが割り箸大国のこの国。間伐材からという話も遠い昔で、中国から買い入れて大量消費しているのもなんだし、スプーンやフォークや器と同じく、使い回せるようにしていこうというのは当然のように思う。
が、俺は正直言って、あんまりプラスチックの使い回し箸が好きではない。なんとなく弱そうでで、表面に傷とかあると、そこんとこに汚れたまってるんじゃねえのか、とか。って、もちろん、「あんまり好きではない」というレベルなので、気にしつつも使うわけなんだけれども。しかしなんだ、スプーンやフォークのようにステンレス製ってわけにはいかないのか。いくんじゃねえの?
で、このステンレス箸の使い心地なのだが……、まだ使っていないのでわからない。さっき届いたばかりだ。だから、ひょっとすると、その食感(?)に問題があるのかもしれない。歯科器具を口内に突っ込まれてるような感触があるのかもしれない。もしかしたら、外食チェーンが採用しないあたりに、そういう理由があるのかもしれない。もちろん、コストの問題や、ステンレス箸の日本における普及度、あまりに焼き肉っぽいところなど、そのあたりもあるのかもしれない。とりあえず使ってみて、ステンレス箸推進派になるかどうか決めてみよう。
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追記:使ってみた
昼休みにコンビニで冷やし中華買ってきて使ってみた。まあなんというか、「ステンレスの箸だなあ」というところで、人生がひっくり返るほどの体験ということではなかった。ステンレス箸でひっくり返るような人生は想像できないが。少し重いかな? とは思ったが、なにぶん箸を意識して使っているのだから、そのあたりの正確なところはわからない。掴みやすさなどは普通。ものを食べている間、とくにステンレス感を意識することはなかった。わざと箸をくわえてみたりすれば、さすがに普段の箸とは違和感がある。えれども、あまりそういった品のないくせはないので、その点はオーケー。その上で、丈夫そう、劣化しなさそうという点を加味すれば、これはなかなかいいものではないかと思う。少なくとも個人的には使っていこう。