ステンレス箸、あんまりよくねえや

 ステンレス箸いいんじゃねえのと思ったのも束の間、晩飯食っててあんまりよくねえって思った。あれだ、昼飯はコンビニの冷やし中華だった。夜は、あったかいもの食べた。すると、温くなった固い棒がお口の中にぬるっと入ってくるこの異物感、ちょっとよくねえや。温まっちゃうんだな、箸が。そりゃあ、ステンレス製のスプーンやフォークも熱くなるわけだけど、ちょっと違うんだよ。なんか「お?」って感じなんよ。この違和感は、たとえば外食産業が割り箸の代替にステンレス製箸を使わない理由に十分だわ。たとえ慣れの問題だとしてもさ。つーか、そもそも朝鮮半島のあれは、冷麺を食うための箸なんか? あつあつの、えーと、焼き肉とかキムチ鍋とかなんとかとか(貧乏なので焼き肉屋行ったことねーからさ)、そういうのには向いてないんか? まあ、けれども、買った以上は使うし、そのうち慣れるかもしんねーし。