前日の夜までは小田原もしくは三浦半島に行くつもり満々だったんだけれども、朝起きたらなんか曇ってるし、ちょっと体が重い。というか、膝が少し痛い。バンテリンみたいなの塗る。……どうしよう?
「土日が休みなら、土曜の朝、朝日の出るころに出発して、70km、70km走れば……」(この非体育会系にそれは無理!)
「日曜日の午前は音楽でも聴いて、午後、ゆっくりと体をほぐしにポタリングに出るんですよ。ヨーロッパでは、道がいいから、70歳のおじいさんでもそうしている。土曜日遠出するのはドロップハンドルので、日曜の午後はこういうクロスバイクみたいのを使う。そういうのをサンデー・アフタヌーンという……」(日曜も乗るのかよ!)
スポーツオーソリティの自転車売り場で自転車愛を叫ぶ - 関内関外日記(跡地)
ふと、思い浮かんだのは自転車親父のこの言葉。そうだ、今日はポタリングで体をほぐすぞ! とはいえ、いつもの通勤ルートである港の見える丘公園や山下公園というのもつまらん。それに、下手な時間では人出がえらいことになっているかもしれない。
と、そこで買い物に行くことにした。リクルートの番組表冊子に折り込まれていたチラシ、そうだ、オリンピックに行ってアンダーウェアでも買おう! そんで、帰ってきて天皇賞を当てよう(当たらなかったわけだけれども)。
wikipedia:オリンピック_(企業)
で、東戸塚のオリンピック目指して、十一時頃出発。本牧通りを南下。なんか、やっぱり体が重い。昨日の続きから精神的高揚がなくなったみたいな。でも、まあポタリングだ、ぽたぽた。
……と、なかなか行かなかった。なんか、前方にゆっくりとはいえないまでも、俺のそのときの走りより少し遅いクロスバイクとかいたりするでしょ。後ろをついていくにはすこし遅すぎるけど、今のペースのままで抜こうとすると、ちょっと抜くのに時間がかかる。となると、加速しかないでしょ。でも、抜いて前に出て、そのまま遅いと、なんかわざわざ抜いたのに失礼みたいな気がして、気づいたら前も後ろも一番重くして、むちゃくちゃ漕いでた。かなりの距離。
でもって、なんだ、なんかもう疲れたぞ。と、地図を見たら、洋光台にもオリンピック発見。こっちでいいや。これで行こう、どうせルートはたいしてかわらん。
と、あんた、「なんとか台」とかいう地名は、台にあるんだな、うん。新杉田右折、環状2号、お前、なんだこの坂、くそったれ、すこし心が折れて、押して歩こうかと思うくらい。でも、なんとか乗り切ってオリンピックへ。
オリンピックでは、千円のアンダーウェア二着と、あと、自転車用の手袋を買った。二千六百円くらい。思わぬ出費。でも、ちょっとこのたびちょい長く走ってみて、ホームセンターで買った作業用指ぬき手袋(軍手よりは薄手でぶつぶつがついてる)じゃ、案外手の平に疲れがあったし、すげえ薄いし、洗濯したら弱ってきたし、やっぱりちょっと二百九十八円じゃ……、というところ。まあいいだろ、な。
でもって、来たルートを帰宅。25kmちょい。ああ、案外走ってしまった。あと、本牧通りとか広いから、ちょっと頑張って漕ぎすぎてしまう。とくに、前に自転車がいたりすると。このあたり、ひっかかりやすい馬みたいなものであって、少し馬込みに入れる調教などしないと、長距離で折り合いを欠くかもしらん。