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民進 枝野代表代行 「立憲民主党」結成を表明 | NHKニュース

民進党の枝野代表代行は記者会見し、衆議院選挙に向けて、事実上の合流方針を決定した希望の党について、目指してきた理念と政策の方向性が異なるとして、新党「立憲民主党」を結成する意向を表明しました。

知らない間にアメリカで乱射事件が起きていたりいろいろな政党ができていたりと(知っていたらおれは政界事情通かフィクサーかという話だが)、選挙を前にゴタゴタしている。いったいどこに投票すればいいのだろうか。

おれは右か左か。北一輝好きという意味ではウルトラライトだが、このごろウルトラライトというとユニクロということになり、べつにそこまでユニクロに思い入れはない。北一輝以上に大杉栄が好きだぜ、というところからいえばアナーキストであって、選挙自体を能動的に拒否する、というのもひとつの立場としてありえよう。

が、おれはここのところ共産党に入れ続けてきた。なぜならば「遠い将来、政府というもの自体が不要になるのが究極の目標」と、いつだったか書記長かだれかが言っていたからだ。その究極、永久の先のアナーキーに一票を投じてきたといっていい。遠い遠い将来の話だ。それでも、遠い将来で交わるところがあるのであれば、いろいろと不愉快な政策を言ったりしても一票を投じてきた次第である。あと、地方選挙では「地方は地方で地方のネットワークに入れときゃいいのでは」というもあったが、あまりの力なさにやめてしまった。

それ以前のおれ、昔のおれはどうだったか。そうだ、中学生だの高校生だののころ、つまりは選挙権がない時代。その時分は完全に自民党支持者だった。なぜならば、我が家がプチブルだったからだ。「敗戦の焼け野原から世界第二位(※当時)の経済大国にしたのは自民党あってこそだ」という思いからだ。今でもいくらかそう思うところはあるが、かといっていまの自民党がかつての自民党と同じかどうかというとあやしいところがある。

さて、いまのおれは貧民である。そして、はてなとかいう偏った思想の持ち主の多いところに毒されていろいろと教えられるところがあり、左寄りになった。極左といっていいかもしれないが、そのあたりで「貴様は○○について××言っていたから△△ではない!」とかいうのは面倒だ。

そうだ、おれは党派性というものが大嫌いだ。大杉栄が「無政府主義もどうかすると少々厭になる」といった感じでだ。じゃあ、無所属の立候補者に入れればいいかといえば、べつにそういう話でもねえしな。

まあ、一貧民、景気よくしてくれるところ、あるいはキモくて金のないオッサンにも得させてくれるところに入れるしかないのだな。だが、どこだかわからんのだな。ひょっとしたら枝野さんのところかもしれない(ちなみにタイトルは「言いたかっただけ」であって、立憲民主党をバカにしているわけではない)。

ちなみに、今のところ自分の選挙区におれの嫌いな長島なんとかが希望の党から出ると神奈川新聞で見て、小選挙区については長島なんとかに勝てそうな候補がいたらどっかの宗教政党にだって入れてやろうかという気ではいる。以上。

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