昨年末、何回かiMacの機嫌が悪くなり、冗談半分で「もうAdobeについていけてないのでは？」とか言ったら「それは大変だ、親会社的なところに買ってもらおう」という話になり、iMac Proとは言わんが、メモリも32GBでプロセッサもいい方にして、と見積もり出したら「買ってええよ」ということになった。
— 黄金頭 (@goldhead) January 15, 2020
冗談半分で言ってたら、「買ってもらおう」という話になり、買うことになった。先週月曜日に届いた。だが、一週間箱を開ける暇もなかった。土曜日に会社に来て「移行アシスタント.app」を使ってのデータを転送した。昔に比べると楽になったものだ。コピーにかかる時間は、有線で4時間くらいだろうか、一度家に帰ったからよくわからない。ともかく、おれのiMacは強くなった。
強いといっても、iMac Proとかそういうレベルではない。レベルではない。とはいえ、メモリが8GBから一気に32GBだ。プロセッサもちょっといい方にした。新しくなるだけで強まるところを、おれとしてはかなり強くしたぜ、という気分だ。DTPでこれだけあれば、まあ人権はある、よな？
で、今日一日使ってみたが、やっぱり速いぜ、速い。そして、なによりRetina 4Kの美しい画面。これはなんというか、眼が良くなったのかと思うくらいだ。実のところ、隣の席は先にRetina世界に行っていたので、初めて見るわけではないのだけれど、これは驚きよ。
具合、不具合、メモ。Adobe CCはべつに新しいので起動したときに古い方をオフにできるから問題なし。
モリサワのフォントパスポートは古い方でリストをエクスポートした上で登録を切って、新しい方に移行。モリサワのサイトに書いてあるとおりにことは進んだ。
使用PC変更の手順 ( MORISAWA PASSPORT で新旧PCのフォントを揃える場合) | よくあるご質問 | サポート | 株式会社モリサワ
問題点は、一個あった。zipファイルが解凍できねえ。ファイルが壊れてるのかな？ と思ったけど、念のためにエラーの文言で検索したら以下の通り。
そうだ、Catalinaになってしまったのだ。iPhoneももうiTunes経由じゃなくなった（どっちでもいいけど）。まあともかく、OSだけのアップデートはまーったくするつもりのなかった、悪評しか聞こえてこないCatalinaだ。サードパーティのアプリを使わなきゃzipの解凍もできねえってのはなんなんだ。
でも、それ以外は、ともかく画面の綺麗さとスピードの暴力にうっとり。イラレもフォトショも速い、速い。おまけに、メールもファイル検索も速い、速い。まあ、いまは進行中の仕事で精神をやられている（おれ自身が手を動かせばどうにかなるタイプの仕事ではない、おれが一番苦手なやつ）ので、とりあえず現実逃避にもいい。
で、今まで使っていたやつはどうしよう？ 「自宅作業用に持って帰ります」と言いたいところだが、おれはあいにく昨年自宅私用にノートパソコンを買ってしまったので、正直いらない。いらないけど、Photoshopが動かない、起源が悪くなるとレインボーグルグル……というくらいのもので、まあまだ現役だ。とりあえず新しいiMacになにか初期の不具合が起きるとも限らないので、しばらくはそこに置いておくけれど。でも、一回初期化したらまだ使えるはずなんだよな。メモリの増設ができないのが辛いところだが。まあ、しばらくは予備役。
以上。
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goldhead.hatenablog.com3年か……。もう少し粘ってもよかったかな。でも、データ処理一番するのおれだしな。
