いまさらNetflixはじめました

なんかTwitterの広告でAmazonのFire TV Stickが週末安売りするよーって見て、安売りするのかーと思って、気づいたら週末が過ぎていて、そんなに欲しかったわけじゃないのに、あの値段なら買ってもよかったかなーとか思って、なんとなくAmazon開いてみたら、なんか新しいFire TV Stick予約受付中だよーってあって、なんかむかついたので、怒りの衝動買い。自分でも意味わかんない。

で、おれにこれが必要なのかどうかというと、あんまり必要がない。だいたいテレビのリモコンにAmazon PrimeやらYoutubeやらのボタンがついていて、それで見られる。

つーか、Abemaの将棋中継をテレビで簡単に見られたらいいな(ノートパソコンからHDMIで繋げばテレビでも見られる)と思っていたのだけれど、テレビのリモコンにAbemaのロゴもあった。気づいていなかった。

まあそれでも、意地になってFire TV Stick経由で竜王戦第一局見たんだけどね。豊島竜王の4四桂が藤井三冠の金を狙う。金を逃がす一手。だが、ここで長考。解説はその後の展開予想を幾通りもやって、豊島竜王の攻めが決まるんじゃないかという結論。藤井三冠不利。AIの評価値も65-35で竜王持ち。

けど、その後だったな。藤井三冠は普通に金を逃がす。苦しいところだがそれしか手がない。そして豊島竜王の怒涛の攻めが始まるのだが……。どんどん調子よく攻め進んでいったのだが、どこかの瞬間で評価値に異変が起こる。微細なポカがあったのか、おれなどにはまったくわからない。わからないが、なにかに失敗したのだ。それは評価値だけの話にとどまらず、藤井三冠の7一飛打ちで、解説陣も「おや、これは」ということになる。

その後は、なんだったのだろうか。藤井三冠は、自陣に攻め込んできていた龍を無効化し、次に馬を敵陣で封じ込み、反撃の芽を摘む。あとは歩の二連打から着実に敵玉を追い詰めて、勝利。強い。豊島竜王、おそらく4四桂あたりでは勝利を意識してもおかしくない展開だった。ひっくり返された。本局は名局ともいえるかもしれないが、竜王にとっては第一局をこうやって落としたのは厳しいかもしれない。まあ、まだなにが起こるかはわからない。藤井聡太がおそろしいのは今に始まったことではない。始まってからそんなに長くもないけれど。

……おれはなんの話をしていたのだっけ。Fire TV Stickだ。まあ、これはテレビ経由で操作するよりも多分早い。操作もサクサクだ。それは悪くない。

が、問題はこれを使って何を見るか、だ。使わなければ宝の持ち腐れだ。

そこで思いついたのがNetflixだ。おれはNetflixを利用していなかった。厳密には、『デビルマンクライベイビー』を見るために、無料視聴期間を使ったことはある。が、それを見終えたらもういいやとなってすぐに退会した。

が、やはりNetflixではないか。ネトフリの時代ではないのか。というか、Fire TV Stickの元を取るためには……。なんかもう手段と目的が逆転しているような気もするが。つーか、テレビのリモコンにも当然ボタンあるし。

とはいえ、今年はもうJ SPORTS オンデマンドもDAZNも解約してしまったので(カープの順位がふるわないので)、その分のお金を回せばいい。いつだって解約できるのだし、来春野球が始まるまで契約してみてもいいのではないか。そんなふうに思った。

もちろん、おれだってネトフリにたくさんの名作海外ドラマがあることを知っている。ネトフリでしか配信していない映画があるのも知っている。いつか見たいな、と思っていたやつもある。あるけれど、「ドラマを見るのに時間を食われるのは嫌だな」という思いもあった。それで今まで加入していなかった。

とはいえ、なんの時間を食われるというのか。うーん、アニメと読書? でも、意外に夜、テレビのニュースをつけつつ、ネット見てだらだらしていることも多い。その時間を当ててはどうだろうか。でも、なんとなくニュース見ちゃうんだよな。子供のころからの習慣よな。でも、そこを変えてみる。

それに、ネット配信なので、タブレットで飯を食いながら見ることもできる。それもある。よし、見るぞ。

……と、見始めたのがアニメの『範馬刃牙』なので、まあなんとも微妙なところだが。まあいいや、おれがNetflixを使いこなせるのかどうか、Netflixに使われるのか、それともぜんぜん見ないのか、勝負だ!