どこに出かけたという話でもないのだが。
オオイタビの生垣の前を通って、どこかへ。
海の見えるどこかへ。
鳶が人間様の食事を狙うどこかへ(サンドイッチかなにかをさらわれれた人間を初めて見た、ような気がする。初めてではないかもしれない)。
おっぱい画像はありません。
アコウやジャボチカバがキモいと思えるのはなぜだろうか?
おれの行くところに寂しい釣り人がいるのはなぜだろうか?
オオスカシバではないなにか。
割れ始めたトベラの実(だからといって?)。
野良猫とは言えないほど毛並みのいい猫。太った猫。振り返れば、缶詰の餌をやる老婆。
なにかの幼虫の痕跡。
なんらかの昆虫。
なんらかの根っこ。
なんらかの花となんらかの昆虫。
なんらかの昆虫。
なんらかの枯れた花。
なんらかのパンパスグラス。
そして何らかの枯れた花。
またもやなんらかの枯れた花。
狂い咲きするなんらかのサクラ。
そしてまた、枯れた何らかの花。
エノシマキブシの実だったろうか。
遠くに見えるは……発電所。
上に見えるは……何らかの種子。
ドングリの生成過程。
なんらかの空気弁。
コウボウなんとか。コウヤボウキ。
クモの巣はマニュアルでないと撮りにくい。
あ、気づいたら秋だった。
秋なのだった。
今どきのパンケーキとは一線を画するホットケーキ。「ごめんなさい、バターが落ちてしまったの」。ホットケーキを食べるのは何年ぶりか。