終電には乗れそうだから、終電で帰るか。しかし、瓢箪から駒とはよく言ったもの。HDDのトラブルのお陰でじっくり過去のダービーまで見ることができた。しかしなんだ、何か逃げ馬の勝つダービーが見ていて印象に残る。俺が現地で見て、尚かつ最高の結果をもたらしてくれたサニーブライアン、アイネスフウジン、ミホノブルボン(http://d.hatena.ne.jp/magurohead/20050524 ←maguroheadさんの文を読んで思い出したのだけど、高校の頃競馬をまだ知らなかった俺にせっせと布教してきた友人は、ミホノブルボンのことを実に熱っぽく語ったものだった)。ダービーという大舞台と大重圧の中、孤独に一頭ゴールを目指す様が、何というか実に宿命的なのだ。しかし、もちろん逃げ馬が負ける例の方が多いのだし、逃げると思っていたら意外な馬に逃げられた(俺にとってはセイウンスカイのキングヘイロー)なんてこともある。今年はどうもテレビ馬的になるかもしれない逃げ馬だが、まあそれもよし。全馬悔いのないレースを。