まだまだ三国志8プレイ中

 ここのところ深夜零時前後の帰宅という生活の中、文字通り寝る間を惜しんでこのゲームをプレイしている。購入前にネットで拾った感想はおおむね酷いもので、だからこそ安く買えたのだろうけれど、これはいい意味で裏切られた。いや、実のところそれほど悪いものという予感は無かった。批判的な意見の多くが、7からの流れにおいて語られていたのである。俺は2、3、4くらいなら知っているが、その後は知らない。真っ新な気持ちで接すれば、やはりこの手のゲームは中毒性がある。 
 で、厳白虎様の後を継いだ魯粛様。中国南東部一帯をバックに北東目指して親征開始。やはり山賊の跡目を継いだのだから、自ら率いねばならぬ。中原を臨むあたりには、朱桓を都督として置いて、接する孫策とは同盟関係。目指すは北方、袁譚の首。
 しかし、なんだ、袁譚の配下もえらいことになっていて、曹操を筆頭に曹一族、劉備とその義兄弟、それに本来その家臣の一団ときている。そして、それら人材が昨日はあちら方、明日はこちら方、捕縛と解放、寝返りと内通で骨肉の争いをするのである。
 そしてこのゲーム、捕らえた武将を斬首すると名声が下がるとかで、解放をメーンにしなければならない。それで、三度四度逃がして、それでも配下にならない趙雲を、今度は斬るかと思っていたら、そこで配下、と、思いきやその月に寝返られるのだからたまらない。もう、面倒になって大物もバンバン首切り。そんな中、曹丕を斬ったら曹植に恨まれて、この詩人がいきなり自宅に押し掛けて命を狙ってくるイベントなど出て面白い。
 そんなこんなで、やはり敵も手強く一進一退の興亡。ここは腰を据えて東部を制圧するぞ。……などと思っていたら、残りの諸侯が全員でいきなり反・魯粛同盟を結成。え、そういうシステムとは聞いていたが、そこまで圧倒的な存在じゃないぞ? とか言い訳を聞いてくれる暇もなく、あちらこちらで火の手が。こうなったら山賊的に敵君主の首だけ狙って突進するか。