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【ルイジアナ州】セント・ガブリエルにある牧場で監視カメラの映像をながめていたオーナーは「ゲッ」っと言って飛び上がった。なんと、カメラの目の前で少年が子馬と激しく交わっているではないか。
「少年と子馬」だと、なにかよさげなモティーフではあるが、激しく交わってしまってはいけない。もし受胎したらどうなるのか。サラブレッドでない以上、草競馬に出るくらいしかない。昔、ルイジアナボーイという馬がいて、ジェニュイン、タヤスツヨシらサンデー一期生を若葉ステークスで撃破したことがあったが、思いっきり斜行したために降着処分。その後クラシックにも乗れず、人知れず消えた。ミナモトマリノスもイルドブルボン産駒で、重馬場なら目をつぶっても買いたい種牡馬だったが、もう馬柱に見ることもない。サンタとトナカイがいたしていると歌ったのはイエモンだったが、ジャイアンツコーズウェイの母親をモデルにしたという競馬映画、シービスケットのそれよりおいしそうな匂いは感じないが、いつか見てみたいところ。「少年と馬」というのならば、何か別の競馬映画を思い出すが、それが何だったのか思い出せない。
