K-1 WORLD MAX 2007〜世界一決定トーナメント決勝戦〜

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/k1/live/2007/2007100301/index.html
 TBSでK-1、というケチつきっぱなしのある二重マイナスイメージもなんのその、昨日のMAXは素晴らしかった! 誉めるときは誉めるぜ。
 まずいきなり出てきてブアカーオとやった魔裟斗、ともかく体の仕上がりがいいように見えて、きっちりがっちり作ってきたなあって印象(……と思ったが、実際前走時と比べてどうかはわからん)。得意の距離に潜り込んでのパンチ勝負。その点ブアカーオもなかなか強力、さらにはローキックの武器もある。このローが毒のように効いてくるのが先か、魔裟斗が倒すのが先かという勝負……と思いきや、ブアカーオも殴り合いモード。で、魔裟斗がダウンを奪う。痛烈にダメージを与えた類のヒットではなかったが、試合上のダメージは大きい。これを守りに入ることなくアグレッシヴに維持して、判定勝利。男を見せたね!
 佐藤嘉洋アルバート・クラウス。ワンツー、ロー、の繰り返しみたいな佐藤さん好きだが、この日は違った。いや、格上でガンガン来るタイプには、ペースを維持できなかったのかどうか。とはいえ、いつもとは違う感じの殴り合い上等感、試合はクラウスだったが、佐藤の健闘にも拍手拍手。 
 それで、時間が無いや、魔裟斗アンディ・サワー、残念ながら魔裟斗の足が保たず。悔しい敗戦だろうが、どこかすがすがしさすらあった。解説などでいい人っぷりを発揮し、「どこが反逆?」って感じもある魔裟斗だが、昨日もまたいい意味で脱反逆。トーナメントはもうやらないという記事もあるが、いいじゃないいぶし銀、応援します。