W53H

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 唐突にケータイを変えた。日立のW53HWoooケータイよ、ウーケータイ、ウーケータイのブラックよ。今までの俺のケータイ遍歴は以下の通り。

 ワンセグの先駆け、三洋電機(どうなってしまうのか?)のW33SAからの機種変更。W33SAは「白物家電か?」という太りっぷりだったのに対し、こっちは極限の薄さを追求。比べてみたら、W33SAW53Hの2枚分てな具合。それで、まあ、現在のケータイの諸々は搭載しているというのだからいいじゃない。

 ……と、まあ、そういうわけなんだけど、「何でこれをチョイスしたか」というと、あんまり積極的な理由は出てこない。正直、今のauのケータイに魅力的な機種は少ないように思える。CMとか見ていて、ちょっとかっこいいと思うのはドコモかソフトバンクモバイルだ。でも、面倒だからauから変えたくはない。
 で、「伊東美咲のCMがよかった」(買ったあとに、auのCMが温水洋一だったことに気づいてげんなり)、「前の前の前に使っていたA5303Hがかなりよかったので、日立は信頼できる」という二点で決断。だいたいもう、どの携帯も求める機能は満たしてしまっている。ただ、ちょっと迷ったのは色。

 新色の「アラビアンブラウン」、これにグラッときた。ゴールド&ブラウンのクラシカルテースト。いかにもな感じがしないでもないが、今までになかったような気もする。でも、しかし、白いケータイの次は黒で行こう、だいたい待つのも面倒、ということで黒にした。黒にしておいて、そのうち蒔絵シールの昇り龍でも貼りつけよう、と(基本的に俺は趣味悪いです)。
 それでもって、買って数日、ちょっといじってみたファーストインプレッション。もちろん、同時代他機種との比較はできないので、W33SAから変えた人間の感想だ。

○よいところ

  • とにかく薄い。不安になるくらい。
  • ワンセグの性能。W33SAなどとは段違いで、字幕やテロップも読める。台にセットして台所に置いて、実用に耐える。「ワンセグはどうでもいい」と思っていたが、これは望外のナイスさ。
  • サクサク動く。あらゆる局面において。
  • 2タッチ入力(ポケベル打ち)ができる。これなしのケータイは、他がどんなに優れていても絶対に買わない。

×わるいところ

  • 俺の手の小ささが悪いのだが、横幅がほんのわずかに広すぎる。まだ適正ポジションが見いだせない。
  • 予測変換が変。ATOKっぽい搭載のくせに。たとえば、「山手」と入力したくて「やまて」と打つと、その段階で「やまで」を予測というか確信して、ずらずら出てくるのが「山で」、「山(絵文字1)で」、「山(絵文字2)で」、「山です」、「山(絵文字1)です」、「山でしょう」、「山でっか」……。ちゃうねん、「やまて」でええねん。「やまで」と打った段階で絵文字やら、「です」、「でっか」、「ですか」のパターン出すならええけど、「やまて」の段階でそれは困るねん。第一にお前が出すべきは「山手」だろうが。まあ、一番最後、ゆえに上に一個の移動で「山手」にはなるのだが、最後っておかしいでしょ。まあ、これ以外にもこういう感じなのはあった。ただ、まだ変換の設定とか見ていないので、変えられる可能性はあるだろう。
  • 充電ブッさすところの蓋が変。なんか中途半端にコネクタをねじこむ感じになって、スッキリしない。もげたりしないだろうな。
  • 指紋がつく。まあ、こういう素材と色なのでしょうがない。ただ、磨けば光る。磨くのは嫌いじゃないので△。
  • 着うた聞いてみたら、スピーカーの音があまりよくない。これはW33SAの方が断然。まあ、モノラルだし、ワンセグでは十分。俺はそもそもケータイで音楽聴かないし、聴くことになってもイヤホン使うだろうし。

 まあ、とりあえずはこんなところ。満足かどうかというか、満足していくしかない。フルサポート契約で二年使うのだ。使っていくうちに、嫌なところには目をつぶり、良いところに注目するようになり、やがて慣れきってなんとも思わなくなっていくだろう。なんか結婚みたいだな、でも、二年だ。それまで俺が生きていて、ケータイを変えられる身分であれば。