2012冬・このごろのアニメのことなど覚書

●『偽物語』はすごい見てる。前作『化物語』はなんかとっつきにくい感じがして一話で切っていたのを、そのあとたまたま最終回だけ見てモロハマりした。原作は知らない。あと俺は斎藤千和さんびいきなので。
●『モーレツ宇宙海賊』はいまのところ二話まで見ていて、楽しみにしている。やはり宇宙もののSFがあるのはすばらしい。原作は知らない。監督の『宇宙のステルヴィア』はわりと好きなジャンルゆえにわりと好き。
●『戦姫絶唱シンフォギア』はいまのところ三話まで見ている。絵柄が自分の好き嫌いでぎりぎりのところ。ネウロイみたいのがOKAMAデザインのようだけれども、いまいちピンとこない。歌いながら戦うところが妙に変だと思っていたら、変な理由ですそうなったとかいう話で、それは好き。あと、沢城みゆきさんが峰不二子っぽい声出していていいと思った。
●『ギルティクラウン』は後半戦か。絵柄は好き。こういうのにエヴァコードギアスやあれやこれやのアマルガム、みたいなことをいっても野暮なのだろうし、だいたいそういうのをそれほど気にしてない。ただなんか、話の展開でご都合すぎみたいなところがたまに感じられる。今現在主人公があんなふうに、みたいなあたりのメーンのあたりはいいけど。あと、あの変なやつとか、キャラはわりかし好き。
●『キルミーベイベー』。ゆるい4コマ原作っぽいが、一瞬、いしいひさいちの忍者シリーズとかそのあたりとかを思い浮かべたりした。が、またしばらくみていてどこでそう感じたのかわからなくなっている。『日常』ほどやりすぎていない感じがいい。メーンキャラ三人の声が好き。一人は『青い花』の高部あいだった。エンディングテーマが好き。
●『輪廻のラグランジェ』。ご当地盛り上げ系みたいなのかと先入観持っていたが、『スカイガールズ』か『トップをねらえ!』かというような、わりかし好きなジャンルであってキャラも魅力的で好もしい。ただ、なんか第四話のテンポというか、なんかひっかかるところがあって、そのあたりはよくわからない。シナリオというか、脚本というか? でも期待してます。
●『ガンダムAGE』。二代目の一話まで見た。ちょっとはおもしろくなってくるのではないか。ただなんだろう、あの未来世界で火星棄民について情報統制とかむりだろとか、そもそもアマチュア天文家が火星あたりを観測くらいしてんじゃねえのかとか、まあそういうのは野暮か。しかし、相手が地球人だったってことのわかりかたとか、衝撃とか、そういうのももっとあってよかったんじゃ。あとはあざとくてもいいから二代目、三代目の「強いられているんだ!」に期待したい。いや、一つで充分か。あと、オープニングテーマが「ねごと」になっていて、合ってるんだかどうだかわかんなかった。
●『あの夏で待ってる』。P.K.ディックの『去年を待ちながら』みたいなタイトル。よくわからんが放っておいたらネット上で評判がよさそうなので一話をみてみたらおもしろそうなので困った。なにが困ったって、時間がない。いずれまとめてみる。
●『妖狐×僕SS』。タイトルの読み方もよくわかっていないが、凜々蝶さまがストライクすぎて、このまま見つづけたら完全に人生が損なわれるのではないかと思って一話止まりである。ところで、茜新社のドM向けエロ本はいつ出るのか?
●というわけで、今期、豊作気味で困っているとはいえる。上に挙げたもので、なんとなく切りそうな予感のするものはない。放送が終わったもの、『アイマス』についてはいずれ書きたい。
●とか言いつつたぶん書かないので書いておくと、最後の方とかマジ泣けたし。
●あと、最終回かその前の回の案内標識で、春香が二宮のあたりの人だと知って少し意外に思った(もっとも、最初に出てくる駅などからとっくに特定されていたようだが)。もっと北の方、高尾とか八王子とかから出てくるイメージがあった。『ゼノグラシア』で寒い方から出てくる印象があるからか。
●みんないい子で、なんというか、おっさん泣けてくる。
●真が一番好き、なのは変わらないが、どんどん美希がいいなぁってなってきた。CDとかでもこの二人の絡みが多くてよろしい。あと一人となると貴音さんかあずささんということになろう。ほら、俺、そんなにロリコンじゃねえだろが。亜美真美の手足の長さには惹かれるが。
●ゲームの方はといえばお留守になっている。なんというか、ノーマルモードで完全制覇できんのである。一個くらい足りない。それがかわいそうなのと、課金で新曲できんことも心苦しい。……というのもないわけではないが、飽きがあるといってもいい。モバマス? とかいうのが流行ってるらしいがよくしらん。
●アニメのラストで、新事務所移転がパーになりましたってオチ。あってもなくてもいいようなものかもしれないが、俺的には非常によかった。ゲームの方だと新社屋になっていってしまって、それはそれで面白いが、やはりなにか感じがでない。『けいおん!』みたいに「ずっと日常が続くよ」(いや、けいおんは潔く時間がすすんでいくか)ではない、なんつーのか、成長する? おおいに変化するものではあるけれども、トップアイドルになって終わり、では少し寂しいところがある。とはいえ、ジュピターのレベルまで落ちぶれさせるのは話的に無理だろってのもあるだろうし、そんなんは無理筋すぎる。そこでせめて、なんかせめて事務所くらいはって、ところでつなぎとめられた感じがしていい。みんなと一緒的なテーマにも合致していて悪くない、そう感じた。
●おしまい。