ただの感想
※ネタバレします。そういうタイプの映画じゃねえかもしれねが。
映画『トップガン マーヴェリック』を観てきた。
感想はというと、「この映画は直球の王道だし、戦闘シーンとかも現代最先端技術を使ったであろう迫力だし、まだIMAXシアターが満員になるくらい評判だし、その評判通りといってもいいし、トムも走るし、映画館に走れ」というものだ。
映画ファンには怒られるかもしれないが、たぶん映画そんなファンではないけどたまに映画館行く勢にとっては、「これは映画館で観たほうがいいかな。これは配信待ちでいいかな」という判断が出てきてしまって、まあ『トップガン マーヴェリック』は間違いなく映画館で、できればでけえIMAXですげえ音量で観たほうがいい。
でも、ちょっと難癖をつけるとすれば、あれかな、ルースターとの関係改善は……ミッションを通じて成し遂げられたものとおれは思う。それはいいんだけれど、ルースターがスタメンに選抜される理由というのが描かれていなかったような気がする。そこが気になった。腕利きのハングマンを差し置いて、ルースターが選ばられる理由。ストーリー的にそうじゃなきゃならないから、以外になかったような気がする。「気持ちにやや難があるが、腕前だけならずば抜けている」みたいな描写とか、説明ゼリフとかちょっとでもあればよかったのだけれど、みたいな。ひょっとしたら見落としただけかもしれないけれど、そこだけが引っかかった。あと、スーパーホーネットでコブラできんの?
女の感想
※「女」という物言いに乱暴さを感じる人もいると思いますが、とりあえずこちらをお読みください
実のところ、『シン・ウルトラマン』を観に行ったあと、「次は『犬王』行きましょう」と約束していた。が、『トップガン マーヴェリック』の評判をネットなどで目にするようになり、「あれ、『トップガン』予想以上にいいのか」とか思うようになった。でも、二まわり年上の女性が『トップガン』に興味あるのかなー? と思い、ちょっと聞いてみたら、初代上映時は観に行ったし、周りでもはまってジャケット買うような人もいたとか言う。「映画館で観たほうがいい映画かも」感も手伝って、じゃあ、トム・クルーズで、ということになった。
上映後、女は言った。「疲れた」。言われてみれば、たしかにこれでもかと見どころあるシーンの連続だ。「あと、浜辺でフットボールしてるシーンで少しウトウトして、なんでフットボールしてるんだろうと思った」そうだ。でも、眠りに落ちなかったのは、これでもかという戦闘機に爆音で目が覚めたからだという。……ま、言われてみれば、あれだ、王道=少し退屈かも? と、思わないでもない。というか、ある意味で緊張感がない映画(このニュアンスわかってもらえるだろうか)ではあるが。言い過ぎか。
あと、二つほど質問された。
「フレアってなに?」
「誘導ミサイルに戦闘機と間違えさせる囮で……」
「それはわかるけど、なにでできてるの? 弾みたいなの?」
「え、それは……知らんです」
えーと、ペレットみたいなものみたいでした。フレアの画像や映像って発射されたところばかりだから、普段どんな大きさで、どんな形してるのかとか想像もしたことなかったなー。Wikipediaにサイズも画像もあった。
「あと、ロックオンされたら必ず撃墜されるの?」
「えー、たぶん、ほとんど、そうなんじゃないですか? だから訓練のときもロックオンでキルの判定なんじゃ……」
えー、そんなんわからん。エースコンバットじゃ超機動で逃げるやつとかいるような気がするけどな。
というわけで、「エースコンバット」の話をします
まあとにかく、ゲームのエースコンバットシリーズを実写化したら、こうなるかー、と思った。むっちゃ思った。そうかー、戦争物としてではなくエースパイロットものとしてフィクションを作るとなると、たどり着くところは一緒なのかーと思った。深く思った。最初の試験機とか、そういう感じだろ? そんで、もう、高度制限、時間制限付きで、狭い渓谷を飛べなんて、何回プレイしたと思ってんだ。高度制限オーバーしたら、イベントのSAMでゲームオーバーだ。「応答しろ、メビウス1!」。もう、本当に、ブリーフィングのシーンとか、「ああ、エースコンバットー!」って思えて仕方なかった。橋脚くぐりとか、もう、それだよなという感じ。なんなら、「旧型機」でミッションに挑まなくてはならない状況とかもさー。そりゃもう、コラボもするだろうよ、というくらいのさ。なんかもう、映画観てるのか、エースコンバットプレイしてんのかわかんなくなっちゃったよ、おれ。
……というわけで、「エースコンバット」好きも観に行け、映画館に、観に行け。そんだけ。おしまい。
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