2023年 朝日杯フューチュリティステークス回顧 黙って川田買っとけ

2023年12月17日 東京スポーツ紙より

朝日杯FS(G1) 結果・払戻 | 2023年12月17日 阪神11R レース情報(JRA) - netkeiba.com

 

あまり興味がないというか、どうもわけがわからんな、と、思っていたらレースの時間が近づいてきた。こういうときはどうする? そうだ、黙ってルメールの馬券を買っておけばいい。先週、そう覚えた。ダノンマッキンリーでいいじゃないか。

 

ダノンマッキンリーから馬連流し、ジャンタルマンタルとは馬単の裏表、あと、シュトラウスを外した三連複ボックス。

 

そう、シュトラウスは軽視した。気性に問題のある馬が大外枠。脚質は先行。鞍上はマーカンド。陣営は大外大歓迎のムードだったが、はたしてそうだろうか。どうもうまくいかないような気がした。マーカンドは乗れる騎手ではあると思うが、こういうところを丁寧にさばいてくれるようには思えなかった。追い込み馬ならまだしも、イメージがわかない。

 

と、シュトラウス切ったことをたくさん書いたのは、そのくらいしか当たらなかったから。シュトラウスは出遅れから道中強引に先頭に立って逃げる形に。最後は力尽きた。そんな感じ。

 

一方で、ダノンマッキンリーも先行策から頭横向けたり、首ガクガクしたり、ルメールも手こずる。あかんかもしらん。あかんかった。

 

勝ったのはジャンタルマンタル。背景はわからないが、川田がダノンでなくこちらを車台RHのこちらを選んだ形。デビューからジャンタルマンタルの連勝は鮫島駿。こういう乗り替わりはどうかな、と思ったが、まあ黙って川田を買っておけばよかった。返し馬でアンカツが大物感あるとか、格が違うみたいなこと言ってて、それ信じればよかったかな。

 

あ、信じるといえば、井崎脩五郎が超人気薄のタガノデュードを本命にしていて、「井崎はシンリョクカも評価していたし、これはあるのでは?」と思ってワイド三点買った。五着に突っ込んできてダノンマッキンリーより惜しかった。

 

二着は最後方から突っ込んできた武豊のエコロヴァルツ。「コスモス賞勝ちのエコロヴァルツより、札幌2歳勝ったセットアップのほうが人気ないなんて」とか思ったら、強かったね。これが四番人気でみんな見る目あるな。

 

三着は唯一の牝馬で新馬勝ちのキャリア一戦タガノエルピーダ。これも五番人気で新聞にも印ついていて、「なんでだろう」とか思ったら、来たね。みんな見る目あるな。

 

というわけで、五頭ボックスに二着三着馬入ってなくて完敗。ジャンタルマンタルが来春どの路線行くのかわからんけど、クラシック乗ってきても注目だろうか。

 

というわけで、土曜日曜、全負け……と、思ったら、なんか購入金額が減ってない。履歴みたらこんなんあった。

桑名特別(2勝クラス) 結果・払戻 | 2023年12月17日 中京10R レース情報(JRA) - netkeiba.com

 

馬連二万五千円的中してた。購入時間を見てもらいたいが、土曜の夜早くに買ったもの。中京の10レースということで、実況も見ていなかった。動画はいま見た。いやはや。この馬券買えたのは、タウゼントシェーンをnetkeibaの「お気に入り馬」に入れていて、単純に追っていたから。相手の十五番人気テンジュインは前走一着馬。十三番人気で直千を勝った六歳牝馬。だからなんだというのだ。おれは前走一着馬をケアすることにしている。

 

おれが以前、競馬の記事を書いたときに「お気に入り馬」が百頭以上いると書いて、それが原因で負けているのではないかとコメントをいただいたが、たまにこういうことがある。というのも、おれの「お気に入り馬」のなかで、趣味的な「お気に入り」で入っているのは十頭かそこらで、あとは競馬雑誌などの能力指数や注目馬として挙げられていた馬、素人目に見て強い競馬をした馬だ。どっかで能力を見せた。その後人気を落としても、いずれ激走することはある。もちろん、出てきたら全部買うわけじゃない(朝日杯FSで唯一「お気に入り馬」だったのはシュトラウスだ)が、理屈なしに人気薄から入れる。おれのように普通に考えてしまうタイプは、なかなか穴馬券を買えない。たまに穴場券をとらないと、収支的におもしろくない。そのための「お気に入り馬」作戦だ。

 

ちなみに、有馬記念で唯一「お気に入り馬」に入れているのはソールオリエンスだが、どうするかはまだ決めていない。