
東海道線に近い神奈川県民には近く感じられる熱海。熱海は静岡県にある。

というわけで、はやい夏休みをとって熱海に来た。月曜日だ。

月曜日の昼前なのに、熱海はにぎわっていた。とくに熱海プリンはすごいことになっていた。そこまでしてプリンを食べたいとは思えなかった。

熱海といえば貫一お宮ということになる。

あるいは、熱海富士。熱海富士の生まれは熱海ではない。

駅前の商店街みたいなところから少し歩く。

べつの銀座がある。銀座劇場もある。

安くはない干物定食を食べる。干物うめー。

この干物屋さんの出しているお店だった。

釜つる。開店ちょっと前に並んだので、予約していない組では一番手になれたのですぐ入れたが、小さな店なのですこし遅れていたら暑いなか待つことになったであろう。

まあ、ビールくらいは……。

その後、海の方へ。

北上していくと、熱海のビーチがあった。人工の砂浜らしく、あまり大きくない。しかし、砂は熱い。人も多い。

夏って感じ。

オーシャンビューですぐにビーチに行けますよ、みたいなホテルのたたずまいが好き。

そして、いきなりのバイオレンス。

角度を変えてもバイオレンス。クリティカルなキック。しかし、あとからとってつけられたような解説板によれば「暴力を助長するものではありません」。

ジャカランダの葉は涼し気だ(実際には暑い)。

万葉の湯は温泉を持ち去りに来ていた。

ホテルニューアカオ(伏線)。

角度を変えてバイオレンス。令和のこの時代、バイオレンスは避けられる傾向にあるのか、ただただ暑いせいかわからないが、貫一お宮の像を見に来ている人はぜんぜんいなかった。お宮も蹴られ損というものだ。

その後、また南下。

昭和時代のピンクな熱海の名残り……なのだろうか? 熱海のナイトについては研究が必要かもしれない。必要だろうか?

川とかあっても暑い。

子どもたちが書いた短冊かな?

ぜんぜん違うような気がする。

もう新しくない廃墟。これはホテルや旅館の跡地なのだろうか、防空壕なのだろうか、なんなのだろう?

熱海秘宝館(伏線)。

アタミロープウェイ乗り場。

アタミロープウェイ。日本一短いロープウェイ(と、車内の放送が言っていたように思うが、ソースは見つからず)。

まあ、日本一短いかもしれないという気はした。YOKOHAMA AIR CABINより短いだろ。

まあしかし、ロープウェイがなければ面倒くさい高さではある。カーがあるならべつだが。

ニューアカオ(伏線)。

して、たどり着いたら熱海秘宝館。ここしか行くところねえだろ。

ここだけの話、熱海秘宝館は手帳でかなり割引がある。ロープウェイとの往復券とで割引チケットがあったが、片道だったのでなく、受付のおっさんに驚かれたが、そういうこともある。

秘宝館内は完全に撮影禁止。入口とこのフロアだけ撮影可能。では、中身はどうだったのか。……いや、想像以上に秘宝館だったな。リニューアルされたコーナーは令和的だったが、昔ながらのところは、それはもう昔ながらで、そのくだらなさに声を出して笑った。行く価値はある。

それでTシャツ(バックプリントあり)を買ってしまったが、これをどこに着ていけというのか。

まあ、悪い印象はまったくなかったよ、熱海秘宝館。

秘宝館の外は、あいじょう岬というのがあって、恋人たちのスポットにしたいみたいだが、どうなのだろうか。

静岡の茶コーラに茶の味がしただろうか?

秘宝館からちょっと歩いて、熱海城に行く。そんな城があるのか? あるのだからしかたない。

熱海城の展望台からの景観は本当によかったのだが。

GR IIIxでは遠すぎたが、初島も伊豆大島もよく見えた。

またもや貫一お宮の顔ハメ。下駄の躍動感がよい。

熱海城の地下にはゲームコーナーがあって、なぜか卓球コーナーがあった。何十年かぶりに卓球をした。悪くない。
で、このあとだが、肝心の道の写真がなかった。要するに「熱海秘宝館からホテルニューアカオまで歩いていけるのか?」ということだ。答えはイエスだ。熱海城の前にバス停とかあって、下り坂の車道があるので、そこを歩いていけばよい。途中、すれ違った夫婦らしき人に「こんにちは! この道で秘宝館に行けますか?」と聞かれたが、「行けますけれど、坂がきついですよ!」と答えた。そうだ、けっこうな急坂だ。なので、「熱海秘宝館からホテルニューアカオに歩いていけるが、ホテルニューアカオから熱海秘宝館に歩いていくのはおすすめしない」だ。とくに夏は。いや、夏は。

というわけで、目的地はホテルニューアカオ。聞いたことある人はそういうものだというイメージがあるだろうし、とくに説明はしない。昭和から帰ってきた全室オーシャンビューの超巨大ホテル、これである。
オーシャンウィングとホライゾンウィングに大きく分かれてて、歩いて最初に出てきたのがホライゾンウィングだったので、外の受付みたいな人に「オーシャン予約なんですが、中を通って行けますか?(室内はエアコンが効いていそうだったので)」と聞いたとこころ、黒いミニバンを回して、乗せてくれた。とはいえ、そんなに距離はないので、べつに外を歩いていってもよかっただろう。

エントランスのロビーがこんな感じ。

部屋はこんな感じ(きれい)。

でも、エアコンのスイッチは昭和。

とりあえず温泉に……と移動していると、ダンスホール。すげえ。
して、温泉(大浴場)付近の写真はないのだが、とりあえずホテルニューアカオには三つの温泉がある。
https://hotel-new-akao.com/hot_spring/
夕方くらいに着いて、とりあえず明るいうちまず行くなら、「スパリウムニシキ」だろう。海につながっているような露天風呂は開放感があっておもしろい。そして、まったく日が落ちて暗くなってからは「波音」だ。ここは外がまったく見えないが、海が近く、波の音は暗くても楽しめる。そして、朝、夏の朝は「彩海」がいいだろう。もう直射日光が暑く感じる露天風呂、すぐそこの松で蝉がガンガン鳴いている。時間とシチュエーション、なにもかもがわからなくなる。迷ったらこれでいけ。

ちなみに、オーシャンウィングがある部屋からホライゾンウィングにある温泉にはわりと移動距離がある。ホライゾンのほうが新しい感じだろうか。どちらに高い部屋があるのだろう。でかすぎて想像できない。なにせ、オーシャンウィングのフロントは17階にあるのだ。縦の移動だけでもなかなかたいへんだ。まあ、みんな館内着(セパレート)で、備えつけのカゴ持ってウロウロしているのだからいいけれど。

夕食はビュッフェ(の安いコース)。メインダイニング錦はむちゃくちゃ広い。体育館より広い。で、おれはビュッフェというか、食べ放題というものをほとんど体験したことがないので、はっきり言ってかかっていた。1000mつうか58秒台前半くらいの暴走だ。連れの人は、「量とペースが早すぎる」と思ったらしいが、「楽しいそうに食べているからいいか」と判断された結果、おれは早々にバテてしまった。いろいろな罠にはまった。味はというと、美味しかったんじゃないでしょうか。いや、わからんけど。

オーシャンビュー。夜は向こう岸のビーチのほうが光っていた。

オーシャンビュー。朝もなかなかよかった。ちなみに、おれが「オーシャンビュー」と書いているとき、脳内では宇多田ヒカルの「マルセイユ辺り」が流れている。オーシャンビュー。予約、予約、予約。

翌朝、朝食もビュッフェだった。おれは過ちを繰り返さない。今度はそろりと出していって、しまいまで脚を残した。ちゃんとデザートのフルーツを食べて、余裕の気持ちでコーヒーを飲んだ。いつかまた、夜の食べ放題にチャレンジしたい。

席からフライヤーでなにかを揚げている人が見えた。揚げたてのそれを食べたいと思って見ていたが、なかなか出さない。連れの人が行ってみて、それは何の魚かと聞いたところ答えてくれたものの、これは夕食用とのことだった。そういうこともあるのか。

朝食後、ビュッフェ会場の上にある屋上庭園に出てみる。もうすでに夏の暑さがえぐい。しかし、風景はいい。

わけわからんほどでかいホテル。

いい場所にある。復活してよかったのではないか。

チェックアウトしたタイミングで熱海駅までのバスの発車時間。ホライゾンから乗ってきたお客さんと合わせて、全員座れた。やっぱり車で来るお客さんが多いみたいだ。でもまあ、車でなくてもなんとでもなる。
……というわけでおれはホテルニューアカオびいきになった。また行くんかというと、なにかべつの観光地に行きたいと思うのであれだが、熱海では悪くない選択肢だろう。自ら昭和をうたっているが、中身はきちんときれいになっていて、じゃっかん作り過ぎの偽昭和テイストはあるものの、建物やビュッフェ会場のでかさ自体に昭和の熱海が感じられる。伊東に行くならハトヤかもしれないが、熱海に行くならニューアカオでいいだろう。もちろん、もっといい宿はあるに違いないが、値段とか、いろいろあるでしょう。

熱海駅にて。熱海富士はがんばっていた。おれのちょっと前からのひいきは安青錦なのだけれど(こんなに早く優勝争いするとは思わなかった)。まあいい。
ここからどこに行くかは二日目につづく↓