ガブリエル・ガルシア=マルケス『コレラ時代の愛』を流し読みする

 

コレラの時代の愛

コレラの時代の愛

 

おれはガボの本はだいたい読んでいるけど、全部は読んでいないという自覚があって、今回『コレラ時代の愛』を読んでみた。読んでみたといっても、やや流し読みだ。いや、流し読みだ。どうにも、この主題にフィットしたと思える文体がおれには合わなかった。そういうこともある。だからおれはこの本を読んだとも言えるし、読んでないとも言える。

そんないい加減なおれが言えるのは、ガルシア=マルケス作品のタイトルはいいな、ということである。『族長の秋』、『百年の孤独』、『予告された殺人の記録』、『大佐に手紙は来ない』、『愛その他の悪霊について』……って、翻訳がいいのかな。まあいいや。

 

コレラの時代の愛 [DVD]

コレラの時代の愛 [DVD]

 

 と、ハビエル・バルデムの映画があるのか。これを見て「流し読み」を補おうか。そうだ、そうしよう。それじゃ。