THE YELLOW MONKEY曲について

 イエモンの曲で何がいいか、という話になったら、俺は「プライマル。」に一票。実際のところどうなのか知らないけれど、自分が持っているベスト盤の最後に入っており、これが最後の曲と思っている。そしてこれは俺の琴線に触れる曲だ。これはかなり好きな曲だと思う。
 イエモンを最初に知ったのはいつだったのか。先に曲より名前を知ったかもしれない。ASIN:B00005HK8C『SMILE』というアルバムのジャケットが、俺の大好きなSuedeの初期シングル風(http://www.suedestation.com/images/st/nud4cd.gifhttp://www.suedestation.com/images/st/nud1t.gifhttp://www.suedestation.com/images/st/nud3t.gif)で、それがよくできていたものだから、嬉しくなってしまったのだ。
 しかし、CDを買ったりするようになったのも後の方で、ベスト盤などを聴いても、好きなのは最後の方の曲が多い。というか、ヒットシングルばかり集めたベスト盤というやつは、どうにも打線の繋がりが悪いものだが、これASIN:B00005L8FRちりと繋がってる感じで、実に高い完成度と思う。
 このたび、最後のベスト盤ASIN:B00069BL94いけど、買おうとは思わない。「プライマル。」も入ってないし。けど、「ホナルーチー・ブギー」が入ってるのか。俺はモット・ザ・フープルのオリジナルや、バビロン・ズーのカバーより、このイエモン版の方が好きなくらいだ。グラムロックが奏でられながら、生活臭や惨めさを歌う、そのあたりだ。このテイストは日本であまり他に見ないような気がする。もしもスウェードをカバーしたらどうなったかな(「SO YOUNG」という曲名はあるけれど)、それが聴けなかったのはちょっと残念だ。