アメトークを見た

 先週見た(id:goldhead:20050510#p4)アメトークの続きを見た。偶然チャンネルを合わせたのではなく、偶然番組表で発見したのだ。月曜日とは意外だった。まさか月曜日だとは思わなかった。ついでに言えば、内村プロデュースが月曜日だとも思っていなかった。そちらは何かプロレスをやっていた。かつらを被った三村を見て一瞬大泉洋かと思ったが、それはどうでもいい。アメトークの話だ。
 今回は前回の続きで、若手四組の芸人取扱説明書なるトーク。無難に各人の説明から入った。まずは南海キャンディーズしずちゃんの身長は182cmと初めて知ったが、画面から受ける印象は2mくらいだ。さらに巨乳をアピールなどしたが、実にマイペースなトークっぷりだった。ついでその相方。女にアピールする古典的方法などひとしきり。どうでもいいが、髪のキューティクルが蛍原と被ってるな。しかし、シャンプーのCMは来ないであろう(笑い飯の髪の長い方も)。
 その次、だったかどうか順番は忘れたが、井上マー。前説に自信がある、とのことで、その世界(どんな世界だろう)では実力者ということらしい。その場で前説が始まったが、なるほど、なんというか尾崎豊キャラとは大違いのノリ。ハイテンションで場を温めていて、テレビスタジオの収録など見たこともない俺も「前説とはこういうものか」と感心した。が、宮迫の言う通り、それが面白いかどうかは別。だが、なんか尾崎キャラ以外もいけやしないだろうか。
 で、笑い飯。髪の短い方の人の妙なモーグルネタと、髪の長い方の髪話やスポーツ音痴話など。髪は二年だか三年伸ばしているらしい。年齢のあたりはよくわからないが、確かになんかこの二人はオッサンだな、と思った。
 が、ベテランといえばほっしゃん。もそうであった。「ちょっとでも死ぬと思うから死ぬんや」という、体を張ったエピソードを披露。そうか、やはり「やりにげコージー」で見せたアレ(id:goldhead:20050324#p5)が本領だったか。しかし、トークでは凄味がいまいち伝わってこない。というわけかどうか、きしめんを鼻からすする芸を披露。見事なタイミングで口から排出。これは見事だった。しかしなんだ、こういう芸風というかそういうのはどうなんだろうか。余裕無さが前面という気がしないでもなく、しずちゃんの言うように「あんまり面白くない」ものなのかもしれない。ただ、死を恐れぬ姿勢は好きだ。
 というわけで、こんな感じだった。正直言って、トークとしてスゲェ盛り上がっていたという感じではなかったが、例えばココリコと雨上がり決死隊のような年季も無いのだから仕方ないか。ただ、思ってたより「前に前に」という感じではなかったという気はした。若手が「前に前に」行くことが必ずしも面白いとは限らないけれど。