ナニワのベッカムは明日もフルスイングやで

http://daily.jp/baseball/2007/01/11/0000212228.shtml

「球団が言っている意味が分からない。近々、僕が球団に行って話をしたい」。

 中村紀洋に残された道は、もぎたて弁護士を人柱にして、「ベッカムと同じ(http://www.nikkansports.com/soccer/world/f-sc-tp3-20070111-141096.html)や。表現による誤解や。ロスト・イン・トランスレーションや」と主張すること……というより、頭を下げることだけかもしれない。清原からの電話一本で本当に頭が冷えたのかどうかわからないが、自分のお寒い状況に気づいたのだろう。
 とはいえ、このオリックスの球団社長はなかなかのくせ者だ。「清原しか知らない」発言からしてそんな風だったけど、この中村相手の交渉もなかなかえぐい。えぐいけれど、オリックス側の提示が決して適正価格を下回るとは思えないのも確かなところ。結局、ノリが泣きついて決着かとも思うが、果たして。下卑た野次馬の目線で言えば、けっこうの実績を残し、知名度の高いこの選手が、こういう形で現役を終えてのちどうなるのか、というのも見てみたい気はするが。もう、米国挑戦→悔い無し、って手も使えないしね。