『闇金ウシジマ君』真鍋昌平 1〜3巻

闇金ウシジマくん 1 (ビッグコミックス)
 あー、読むんじゃなかった。こんなに暗いところに引きずり込まれる。ぜってー夢に出てくるよ。あーあ。えぐいなあ。誰だよこんなん勧めたの。
 って、俺が読みたくなって、俺がブックオフで買っただけの話しか。なんかけっこう前からウェブでちらちらタイトルを見るようになって、それでももう、ほとんど漫画から足を洗ったというか、金が無くて縁遠くなっている俺だけに、「タイトルを把握」というだけだったんだよな。でも、最近ちらっと作者名見て、「おあ、あの『スマグラー』の人か! あれ、よくわかんねえとこも多かったけど、なーんか怖いのは印象に残ってるな。心理的な追い詰められ感。それが、闇金とかのわかりやすく、なおかつ生々しいテーマを扱えば、そりゃあ小便ちびるくらいのもんなんじゃねえのか!」と思ってしまったのだ。読みたくなったのだ。
 つまりは、怖いものと知って買ったはずなんだが、いや、本当に怖かったと俺は言う。自業自得だ。ああ、おそろしい。そりゃ、「若い女くん」の女の墮ち方なんてのは、客観的な怖さとして十分こわい。井上三太の漫画に出てくるような「ヤンキーくん」編のガキも怖い。すごく嫌なものを見せてくれる。が、それ以上に、やっぱり「バイトくん」みたいなのが身に染みる、へコー、へコー(←俺の呼吸の乱れ)。あと、「ゲイくん」編の196〜198ページの孤独感一ページぶち抜き、すごいね。へコー、へコー。
 なーんか、頭痛くなりながら、三回くらい読み返してしまった。こりゃ、そのうち続編も買っちゃうかな。でも、沈むからやめようかな。本当に。ヘコー、ヘコー。あと、なんとか冷静に見ると、一巻と三巻じゃけっこう絵柄が違ってて、一巻あたりは俺が覚えている絵柄で魅力的なんだけど、三巻ではなんか青年誌にありがちな感じになってて、高橋のぼるみたいだと思った。