適当な緑の壁が好き

 タイトルオンリーな感じというか。

 いかにも壁面緑化でございというのはあまりおもしろくない。

 長い年月がかかったのかどうかわからないが、勝手にできてた、みたいなのがいい。

 壁の方にもなにかしら隙があるというか、隙間があるというか、そういうところがいい。

 こういったものをなんと呼ぶか知らんが。

 まあ、ほんとうにそれだけの話しなので。

 いや、そんだけなので。

 画一的なのはあんまりおもしろくない。

 まあ、なにもないよりはいい。

 適度な植物のないところに住みたくはない。

 こういう壁があるところは悪くない住宅街のように思える。

 路地に出ている植木鉢とかも、半ば放任されてわけわからんものが生えてるのがいい。
 
 きちんとした庭や路地、あるいは商店街の花壇の取り組みもいいだろうが。

 鉢もなにもバラバラ、植えられているものもバラバラで勝手に茂ったりしてるのがいい。

 話がそれたが、だいたい俺は世界のおおよそについてそうあってもらいたいものだと思っている。