【Amazon.co.jp限定】ガンダム Gのレコンギスタ 1(特装限定版) (全ディスク収納オリジナルデジパック付) [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
- 発売日: 2014/12/25
- メディア: Blu-ray
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とりあえず、面白かったか、つまらんかったか、そこからいくか? ……ってそこで詰まる。詰まるということはつまらなくないということで面白いということか、「ハイフン・スタッカート」流れてんのかということになるが。いや、「ハイフン・スタッカート」流れた最初のころは、ほんとうに毎週楽しみでしょうがなかったんだよ。それは本当だ。先行配信とかすげえ夢中になった。けど、気づいたら、なんか、その、ヘタしたら『クロスアンジュ』のほうが楽しみに? みたいな。なにかこう、レコンギスタ、わかりにくいなあって。ZガンダムやZZの三つ巴もわかりにくいっちゃそうかもしれんけど、一応は宇宙世紀を追って見てきたわけで、わからんこともない。が、このリギルド・センチュリーはようわからんで。そこんところを、公式サイトなりなんなりで勉強する気も起こらんで。さて。でも、最初はよかったんよ。なんか可能性があった。それこそ、モビルスーツにトイレついてるみたいな、なんというか、SFのいい感じがあるんじゃないかって。
でもなあ、どっからだろうか、月に行くとかそのへんか? 争いが起きているようで起きていない感じがあって、それはなにか富野節とでもいうのか、台詞のすれ違いみたいなところで嫌いじゃないんだけど、なにかこう、これという目的というか、動機というか、意志みたいなもんが見つけられなんで。どうも散漫になっちゃったなあという。キャラもそれぞれよさ気なんだけど、もうちょっと掘り下げてくれてもいいんじゃない? とか思ったり。一方で、メカは、これもう振り幅大きくてそれぞれに魅力的でよかったなー。ただ、Gセルフがやけに強すぎ……なのはいいけど、G-アルケインあたりはもうちょっと活躍を……まあいいか。
いやあ、なんだろうね、あー、期待はずれだったかなー。言い切っちゃうかなー。ちなみに、おれの一番好きなガンダム作品は……『∀』かもしらんのだけれど(なんてったって最終回がすばらしすぎて、一話一話でベストはと問われれば間違いなくこれを推す)。関係ないか。あー、なんか惜しいとかいうのはなんかあって……カシーバ・ミコシとかクレッセント・シップの凄みとかもっとなんか「おお、すげえ」みたいな、そういうのがなかったし、宇宙の方の人々というものとの邂逅というか、断絶があった果てのところでのコミュニケーションとか、なんつーのかな、SFらしさがもうちょっとというか、もっとだいぶというか。だからその、モビルスーツの系統がぜんぜん違うなあみたいなのはよくて、それでも、話の方に……驚きがないというか。ベルリ君もだけど、そう、驚きがあんまりないような。引きが弱いというか、追って味のない逃げ馬というか、そこで三振してしまう梵英心というか(これは今日の愚痴)。
そのうち再視聴する? ということも今のところは思えず……いやはや、そんなところで一つ。