TIMBUK2のバックパックを買う

某省庁との打ち合わせに持っていくビジネス鞄がない!」という理由で、しばらく前に東急ハンズで特売品になっていた黒いビジネス鞄を買った。何ウェイだかわからないが、今どきの鞄らしく、バックパックとして背中にも背負える仕様になっていた。

www.hattori-co.comここの鞄だ。

気づいたら、その鞄ばかり使うようになっていた。おれはすばらしいTIMBUK2メッセンジャーバッグ肩がけして自転車通勤していたのだが、2つの肩で背負うほうがずっと楽なのだ。べつにノートパソコンだのタブレット端末だの、英語の辞書だの重いものを入れているわけではない。ほとんど空である。それでも、両肩に背負うほうが楽なのだ。

「この楽さを、通勤以外でも味わいたい」

そう思った。おれが背中に背負うバッグといえば、ずいぶん昔に買ったすばらしいDeuterがあるが、さすがにくたびれてきているし、トランスアルパインである。でかすぎる。かといって、通勤用の真っ黒の鞄で遊びに出かけるのも妙だ。

というわけで、おれは鞄を物色した。とはいえ、実店舗で見たのは無印良品だけである。無印良品バックパック、実にシンプル。しかし、シンプルすぎてなにか不安になる。それはパスした。

して、おれのすることといえば、ネットで物色ということになる。「良いバッグかどうかわかるのか?」という問いに対しては、「TIMBUK2かDeuterなら間違いないはずだ」という思い込みのメーカー信仰、これである。もっといい鞄もあるかもしれないが、知った話ではない。おれが知っているのはこれだけだから。

で、Amazonでなぜか他のカラーは1万円以上するのに、そのカラーだけは3,000円台、というのを見つけた。そのカラーとは、シルバー。それも消防署の人が火事の現場で着ている防火服のような、ピカピカしたシルバー。おれは悩んだ。悩んだ末に、購入ボタンを押した……。

が、その後に気づいた、TIMBUK2って公式サイトあったよな。前もそっから買ったよな、と。

timbuk2.jpしたらあんた、同じスペックと思われるやつで、深くて渋い赤色みたいなやつが、70%オフになっているじゃないか。速攻でAmazonの注文をキャンセルして、そっちを買った。

Spire Laptop Backpack スパイアパック | 「TIMBUK2(ティンバックツー)」日本公式サイト

いつまでこのリンクが生きてるかわからないが、これである。このなんというか赤っぽいやつ、これにした。

Amazonでいえばこれであろうか(色は違うけど)。

でもって、これがいいのである。届いたときは「想像よりでかい」だったが、そこまででかい感じもしない。さすがにメッセンジャーバッグのメーカーだけあって、背中のフィット感、そして涼しさもある。バッグの上部はマジックテープとフックで固定されており、ベロンと被さている形。フック位置を調整すれば、かなり長いものも入るんじゃないだろうか。利便性もいい。サイドの水筒入・ペットボトル入れ、正面ポケット、再度ポケットがすべて向かって右側に集まっており、右利きの人間が右肩に引っ掛けてものを出し入れするのが楽。あと、正面したのごちゃごちゃした部分は自転車のロックをひっかけられるようになっている。メーンの収容能力はかなりのものがあると思う。やや底が深いので、より便利に使うには別途インナーを使ったほうがいいかもしれないが。

……というわけで、おれは毎日これで通勤するようになってしまった。休みの日に出かけるのもこれだ。TIMBUK2はいいものだ。おれがそう思うから、そうなのだ。

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