熱発、拳四朗、井上尚弥、エネイブル

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金曜、熱発。

なにか深夜声優の番組を見たのはこの日だったか? NHKガルパンから渕上舞福圓美里コードギアスから福山潤とゆかな。ここで、コードギアス組がナナリーであったらすばらしいストライクウィッチーズ率が50%を上回るのに、などと思う。世間的にはこの状態でプリキュア率が75%だったようだが。

 

土曜、引き続き、熱発。

競馬、ノーホーラ。暑い。夕方、コンビニに東スポを買いに行く。暑い。

この日はあまりよく憶えていない。

 

日曜、引き続き、熱発。

競馬、八レース買って五レース当たるも土曜の負け取り返せず。毎日王冠、わざわざ千八を使いに来た不調の菊花賞馬キセキが気になり買ってみると、アエロリットの番手くらいにつけて、見どころがあった。四着で馬券ならずかと思いきや三着に残していた。ワイドでよかったが、できれば三連複もとっておきたかった。アエロリット、次はどこか? キセキも。裏の京都メーンはモズスーパーフレアから。ほとんど勝ったかと思ったら二頭に抜き去られる。両方共ヒモで持っていた馬。最終で欲を出したが両場ともパー。

 

夕方、晩飯の弁当と東スポを買いにコンビニへ。風邪には体力勝負と袋入りサラダになんとかチキンなど買って、酒も買っていないのに支払いが千円を越えてしまい負けた気分に。まあ、翌日のための惣菜パン(ふだんはカロリーを気にして買わないが、風邪を口実に購入)も買ったけど。おれは風邪を引いても、抑うつになっても、腹が減って、ものは食えるタイプ。そこに食い物があれば、残さず食う習性。意地汚い育ちなのである。

 

夜、ボクシング。

拳四朗ミラン・メリンド。試合開始後からメリンドが踏み込んで打ってくる。解説は「序盤が強い」という。だが、拳四朗は距離を取っていなす。一ラウンドか二ラウンドのどちらかは(おれは二ラウンドだと思う)メリンドがポイントを取ったと思う。が、三ラウンドに入って完全に拳四朗のペース。相手の踏み込みをバックステップ。そして、ジャブ、ワンツー。次第に捉えはじめる。その後は完全に試合をコントロールして、七ラウンドで出血TKO。もっとも、もはやメリンドに為す術なし(一発逆転は秘めていたかもしれないが)という内容。

 

井上尚弥対フアン・カルロス・パヤノ。

試合開始。

試合終了。

 

深夜、凱旋門賞。日本馬クリンチャーには掲示板の目もないと思うが(パリロンシャン競馬場掲示板が五着まで表示されるのかどうかしらないけれど)、単複百円ずつは買う。その積み重ねがそこそこのオッズになってしまったのかどうか。それでも日本オッズの圧倒的一番人気はエネイブル。おれもエネイブルが勝つと思った。が、なにが起こるかわかりやしないので(日本の競馬で勝てないのにフランスで勝てると思うか?)、フォワ賞圧勝のヴァルトガイスト、ムーアが乗るしキューガーデンズ、三歳牝馬だしシーオブクラス、あとは……なんかわからんけど前走ドイツだったデフォー、この三連複ボックス。あとエネイブルから馬連流し。それとクリンチャー人気でオッズがおいしくなっているだろう馬数頭の単勝(←こういうことをするから傷を広げる)。

レースはどこかのラビットが引っ張って、クリンチャーは先頭。帽子の色もバラバラだし、勝負服はエネイブルくらいしかわからんし、実況頼み(日本競馬に慣れたアナウンサーは大変だ。勝負服塗り絵で対応だろうか)。一頭だけ大外から大外を走り続ける、いつかのフジワンマンクロスの田原成貴みたいなのがおるなーと思ったら、我が人気薄候補のデフォー、アッゼニであった。よう知らんが、行け、デフォー! と思うも、フォルスストレートの終わりあたりで手が動き始めて手応えなし。

ここで余裕を持って抜け出してきたのがエネイブル。クリンチャーはさようなら。抜け出すエネイブル。これは圧勝かと思ったら、外からシーオブクラスが突っ込んできた。やはりヨーロッパ競馬は奥深い。三着にクロスオブスターズ、四着ヴァルトガイスト。せめてクロスオブスターズが二着なら馬連で少々、とも思う。

しかし、ヨーロッパの馬場でも一雨欲しいというクリンチャー、今後はどこへ向かうのか。雨乞いの祈祷師を雇ったほうがいいかもしれない。あるいはダートとかな(血統的にあり得なくもないか)。

 

明日出かけるので早く寝たいところだが、ボクシングと凱旋門賞の余熱で眠れない。というか今日も暑い。クーラーを入れている。というか、井上尚弥、なんなのだろうか。たとえば、腕が無茶苦茶太くてパンチが強そう(もっとも、この階級でそんなに腕が太いとボディが不自然なことになるだろうが)とか、そういう風には見えない。だが、当てるとエグい。当て勘がいい、の究極バージョンなのだろうか。今日の試合もなんかエグい角度からパンチめり込ませてたし。

井上尚弥 - Wikipedia

『怪物』『天才』と称される井上だが、2013年にプロデビュー4戦目を控えた当時20歳の井上の体力測定を行ったところ、左手の握力は47.8kg(一般人の平均は46kg)、瞬発力を測る左右への動きは54回(一般人平均値は48回)、身体の柔軟性を測る長座前屈に至っては43cmと一般人の平均値45cmを下回っていた。唯一、体幹のみが突出して強かったが、それ以外の筋力や反射神経、動体視力などの数値は一般人とさほど変わらない普通のレベルだった[20]。

ああ、しかし、拳四朗には悪いが(その拳四朗のことを書き留めておかなきゃと思ってブラウザを開いたというのもあるが)、世の中は井上尚弥一色になることだろう。いや、世の中の一部は。

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KO勝利は2戦連続。ザワーランド氏は「ここ2試合の合計時間は182秒しかない。世界タイトルマッチ2試合で182秒しか試合をしてないのはすごくないか!?」と報道陣の同意を求める一幕もあった。

この試合はタイトルマッチであり、WBSSの初戦。プロデューサーを喜ばせる勝利でもあったろう。いずれ、世界的人気を得るかもしれない。ボクシングの世界的人気? 知らん。知らんが、少なくともアメリカでビッグな試合が組まれたら、日本ボクシングの歴史をひっくり返すくらいのビッグマネーを手にするだろう。いや、向こうでのこの階級の人気とかあるかもしれないが、今日のパンチを見て、過去のパンチを見て、そう思うやつは少なくないんじゃないのか。まあ、マネーなんてどうでもいい。ともかく、強い。世界的に強すぎるほど強いボクサーが座間出身。それだけで神奈川県民として沸き立つものがあるじゃないか。そういう話だっけ。まあいいや。ともかく、井上尚弥には行くところまで行ってほしい。言われなくても行くだろう。以上。

……で、視聴率はやっぱり一桁だったのだろうか?