【試合結果】日本、7大会連続7度目W杯出場決定! 途中出場の三笘薫の2ゴールでオーストラリアに勝利 - サンスポ
サッカーW杯アジア最終予選B組(24日、オーストラリア0-2日本、シドニー)国際サッカー連盟(FIFA)ランキング23位の日本は、同37位のオーストラリアを下し、勝ち点を21に伸ばし、7大会連続7度目のW杯出場を決めた。途中出場のMF三笘薫(24)=ベルギー・サンジロワーズ=が後半終了間際に2点を奪い、29日に行われるベトナムとの最終戦を前にカタールへの切符を手に入れた。
- サッカー日本代表がワールドカップ行きを決めた。やばいんじゃないかと言われていたが、結局は一戦を残して決めてみせた。
- この試合は地上波テレビでの放送がなかった。DAZNの配信のみの放送であった。その事情は調べればわかるだろうが、いろいろ高騰していてNHKにも民放にも手が出なかった。
- 「サッカーの日本代表がワールドカップへ」といえば、ちょっと前ならばかなりの話題になっていたものであるが、今回はそうでもなかった。今回の日本代表のメンバーやなにかに原因があるのかどうかわからない。
- おれなどのミーハーは「地上波で放送される日本代表戦とワールドカップやオリンピックのメキシコ代表戦は見る」というタイプなので、地上波がなければ金を出して観ようというほどではない。
- DAZNとNPBと広島東洋カープの話はとりあえず置いておく。カープの話は。
- 無料放送こそが初心者、ライトファン、あるいは無関心者の入り口という思いもある。が、今は「若者はテレビ自体を見ない」という時代であって、そういう物言いも通じないのだろう。
- 野球も、サッカーも、モータースポーツも、格闘技も、なにもかも島宇宙と化していって、なにか特別な理由のあるごく限られた人間が、それぞれの競技を観戦するという時代になっていくのだろう。あるいは、そうなっている。
- 「全国民が関心、応援、感動!」みたいなものはおもしろくないが、そういうものが全くなくなってしまうというのもおもしろくないという、ちょっと矛盾した心もある。
- いろいろの理由で素直に見られる人がいなかった東京オリンピックにしてもそうである。オリンピックのときだけでも日本国中の人がなにかを見ていいんじゃないか、と思うのである。その「日本国中の人」におれが含まれなかったとしても。
- 変な話だが、完全に島宇宙になってしまって、それぞれの人がそれぞれの趣味に生きて、それはそれでいいのだけれど、まあなんか「みんな見ちゃったよね」ということがあってもいいんじゃないか。一歩進んでいえば、あったほうがいいんじゃないか、という。
- NHKの9時台のニュースの冒頭は北朝鮮のミサイル発射で、10時台のテレビ朝日のニュースの冒頭はウクライナ問題であった。
- スポーツニュースを戦争の問題より優先しろとは言いにくい。言いにくいが、ちょっと流してもいいんじゃないのか、という思いもある。あ、ちょっとは流して、あとはスポーツコーナー、だったかな。
- そんなおれも、DAZN解約中であって、ひさびさにラジオでサッカーを聴いた。後半の、半分以上を過ぎてからだった。サッカー知らずのおれは、画面を見ていてもいまいちピンとこないところがあるが、ラジオになるとさらにわけがわからない。ただ、実況と解説の「うおー!」という盛り上がりだけは伝わってきた。「うおー!」のあとゴールなのかどうなのか、一瞬待たなければならないが。
- というわけで、なんかわからんが、どうにもミーハー、ライトファンまで伝わってこないワールドカップの予選だったな、というところ。まあ、いいのだけれど、少し、この盛り上がりのなさはさみしい。みなの関心が集まるところが「戦争」であるとしたら、それは少しかなしい。