ビジネスの話は好きなんだが、ビジネスはおれのこと好きじゃないみたいだ

またまた寄稿いたしました。

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…読んだ?

……読みまして?

………読んだわよね?

 

というわけで、親会社的なところの社長さんのお話をちょっとだけ書きました。ビジネスの話は好きなんだ、正直。あ、数字が出てくるととたんにだめだけど。まあ、「おれはここに儲けの種があると見て、あれをどうこうしたんだ」みたいな話というか、武勇伝みたいなのはおもしろい。もちろん、「おれはここでこういう判断をして店を潰してしまった」という話もおもしろい。

 

なので、おれもビジネス大好き人間です……というと大嘘もいいところだ。なんというか、就活も職業訓練もなにもなく無職ニートから労働の前線に放り込まれて、それからずっと前線で鉄砲撃ってるだけでこの歳になっちまった。二等兵だ。伍長とか軍曹どのとかの立場にすらなったことがない。輜重・輸卒のこともわかりゃせん。とにかく出てくる敵を討つだけだ。

 

そして、おれはその情況に馴染みきってしまって、「君、明日から部下を使い給え」とか言われても、もうどうしようもなくなって詰む。

 

だいたい、おれは現代社会、あるいは近現代社会の賃労働に向いていないんだ。まず、朝起きるのが苦痛だ。今は自転車もしくは徒歩通勤だけれど、これが満員電車だとしたらそれはもうおしまいだ。電話も嫌いだし、メールで人とやりとりすることすら面倒だ。一人で勝手にやらせてもらいたい。対人関係に問題があるんだ。そして、精神疾患がある。いきなり半日寝込んだりする。やばい。

 

やばいのだが、じゃあ働かない、というわけにはいかない。おれには資本がない。となれば、なにか一匹で動くフリーランスがいいかもしれない。が、フリーランスもやはり人脈か。だいたいフリーでなにをやるんだ。ああ、おれにプログラミングの優秀な能力があったのならば。

 

というわけで、「小説家になろう」とかとんでもない希望を抱いたりするわけだが、それこそ食えるのか、という話だ。だいたい、おれをフリーにさせてみろ。朝から酒を飲んだりしないぞ。なぜなら朝は寝ているからだ。昼過ぎ、それも午後二時すぎくらいに起きて、カップ焼きそばの「がつ盛り」食いながら、ちょっと焼酎でも、となるわけだ。昼から飲むと使い物にならんぞ。そして、無駄に時間を過ごして、明け方近くに寝るんだ。

 

……って、おれが純正ニートだったころだな。あ、純正ニートのころはまだお酒飲んでなかったな。健康的だった。競馬場とか行くからちゃんと歩くし。あ、おれは競馬場行くとパドックと窓口と観戦にせわしない人間です。今はiPhoneで馬券買っちゃうけどな。

 

なんの話だったか。とにかく、ビジネス二等兵が、ビジネス大将だかビジネス中将だかの話を聞くのがおもしろいという話もあるということだった。いつでもやめたいし、人間もやめたいから、タメ口とは言わないけれど、普通に話しちゃうからな。しかしまあ、売上の件で詰められて、詰められて、年度末にも一年分詰められることになる。どうも、おれの躁うつ病の悪化の原因じゃないかとかかりつけ医も言うのだが、そういうところもあるように思う。資本主義は打倒すべきである。万国の労働者よ、バカヤロたわけおみゃーら並べ。

 

 

知らざあ言って聞かせやSHOW

知らざあ言って聞かせやSHOW

  • アーティスト:TOKONA-X
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って、上の寄稿文にTOKONA-X混じってるなって誰か気づいた? ほんまどうでもいいわ。じゃ。