手取り19万円のおれは14万円のコンデジを買った。RICOH GR IIIx。最強のスナップ・シューター。ロマンスのビッグ・ヒッター。
おれは人間が無作為に作った自然が好きだ。作為で完成された完成品も悪くはないが、人間が手を入れることで自然とそうなってしまった結果が好きだ。
人工でもなく、自然でもなく。
冬に咲く花もある。
壁の花は人工なのか、自然なのか?
これは人工物。
信仰の起源を見た。
これは美しい人工物。
この「頭上」があるだけで、このあたりに住んでいて悪くないと思う。
破壊と混沌。
寿町にそびえ立つパチンコ屋。
冬の街路樹。
まいばすけっとのフォント。
売っているのは鶏肉。
レッツゴードンキ。
華隆餐館が有る限り、目の前のラーメン二郎 関内店に入ることは出来ない。辛いのを食べるとお腹がどうにかなる可能性があるので五目刀削麺。自動刀削麺マシンが二枚刃で麺を作る。熱いのでお気をつけください。ラーメン二郎は今日も行列。
D・V・D!! D・V・D!!
昨年のJ SPORTS オンデマンドで、金村義明が「秋山翔吾は清正公通りで飲まんやろ」と解説していた。
欲望の箱。
よつばはそんなこと言わない。
横浜市中央図書館。国立国会図書館(東京)を第一位としたら、第六位にあたる図書館。本を三冊返して、一冊借りた。
さて、そのあとさらに野毛山を登って野毛山動物園へ。いつでも行けるが、べつに行くこともなかったので、何年ぶりだろうか。
40mm単焦点のコンデジは動物園には向いていない。そんなことおまえに言われんでもわかっとる。でも、なんかあるかもしれないと思って行ってみた次第。
まあ、結果的にそういうのはなかったんですけどね。
レッサーパンダのいるところ。横で、レッサーパンダの死骸から剥いだ毛皮を触れるイベントがあったが、おれは近寄らなかった。
ペンギン。
ヘビ。
Photoshopでこのモヤッとしたガラス越しの感じをうまく処理する方法は知っていますが、めんどうなのでやりません。
「猛獣舎系統」。動物園ならでは。
猛獣(真面目に撮る気なし)。
狸寝入り。
これも狸寝入り。毛並みをよく撮れているだろうか。まあ、動物園きたら動物撮っちゃうよな。
素人は逆光が正義。
しかし、いい具合に撮れているような気はする。14万円もしたからな。
『ピンク・フラミンゴ』って映画知ってる?
キリンさん大好き。
ペンギン虐殺女って知ってる?
シロクマ先生はいないです。
さて、このあたりでバッテリー一本使い切った。140枚くらい。はっきりいって、GR IIIx、バッテリー能力に難があるのではないか。小型なのでバッテリー容量も限られる。しかし、スナップ・シューターとして、つねに臨戦態勢ではいたい。おれの手持ちのバッテリーは4つ。一日ならもつだろうが、一泊二日となると面倒そうだ。
おれが無駄にシャッター切りすぎという話もあるだろうが、それはもう仕方ない。幼いころ、使い捨てカメラを与えられたおれは、あっという間にフィルムを使い切った。この世界は撮りたい瞬間で溢れている。フィルムの残数を気にしないで撮れるのがデジカメのいいところではないのか。
これが撮りたい瞬間なの? とか言われると返す言葉もない。
影が黒としてはっきりしているのはいいよな。
横浜市長。
ゴリ。
展望台から見た野毛の住宅街。
人間の手が入った無秩序な自然物がよいと書いたが、もちろん自然の自然物も好きだ。
眉毛から流水するスタイル。
斜面にマンション建設中。
というか、適当に野毛山の坂道をくだっているので、どこに向かっているかわからない。
登山とかも適当に下山してはいけないという話よな。野毛で遭難したりはしないが。
封印された自転車。
「人間用セルフコイン御利用」。意味がわからないのはおれだけだろうか?
まあ、あれだ、シネマ・ジャック&ベティのあたりに出た。
こういう構図好きだろと言われたら、好きですとしか言いようがない。
川。
イセザキモールの果ての方に出る。
黄金頭を特別発注してみようかな。
なんかチャイニーズなヘッド。
前にユニクロとダイソーが入っていたビル。今はカトレヤプラザに移っている。おれはカトレヤプラザのダイソーで幅広のハンガーを三つ買った。セルフレジで適当に「袋Lサイズ」を選んだところ、監視係の女性店員が来て「Lサイズはものすごく大きいです」と言ってきた。「え、じゃあ、Mで入りますか?」というと、そのようだった。女性店員はものすごいスピードで取り消しのコード(数字6桁くらい)を打ち込んで、Mサイズに修正してくれた。すごいスピードの打ち込みだった。
不二家のビルも建て替えだろうか。不二家はピザコゾウの下の階で営業中。ピザコゾウはおいしいですよ。
有隣堂の前でまたヘッド。
別角度からヘッド。
関内の「きぬた歯科」に気づいたのは最近のこと。
だからこういう構図。
スケートボードしている。
アート。
STOP 少子化。ここでなにがおこなわれているのか?
飽きずにこういう構図。この時間帯、寿町の方からこういう光が射すことは知っている。
音羽ビジネス食堂はもうないです。
生命線は無駄に長いのに、恋愛線が見つからない人生。
おれの自転車はもう買い替えどきなのだが、まだぜんぜん走れるので買い替える気がおこらない。なので、「盗まれた」ということになってしぶしぶ買うという路線を狙って、最近あまり施錠していない。しかし、買い替えどきの自転車はあまり盗まれない。
石川町のこのコインロッカー、需要がある位置にあると思うのだが、放置されたままだ。所有者とかが不明だったりするんだろうか。
サンマルクカフェで一休み。しかし、なんかカップがないから紙カップとのこと。店内もざわついていて、図書館で借りた本(吉本隆明の『親鸞の言葉』。たぶん読んだことある、というか、所有している可能性が高い)をちょっと読んで店を出る。「……こういうときの親鸞には、とうていわたしたち不信のものは近づけそうもない。結論だけをのべる信仰者特有の、ひとを寄せつけない響きがただおしよせてくるようだ。またこのときの溢れだし、うち寄せるような響きが、おおくの浄土の行者や信者たちを惹きつけ、念仏の信に転身させたにちがいない。」
スーパーで肉と野菜を買った。トマトが安い。いま、トマトが安い理由を知らない。
構造物の下のわたしたち。
落書きによる完成を待っているような。
旅行者かどうかわからないが、外国人がこの位置から写真を撮っていた。おれもその位置から写真撮りたいなと思って、少し待った。
おれはトンネルのなかで写真を撮るのも好きだ。
構造物。
ここで、2本目のバッテリーが完全に切れた。もう2つくらい予備を買い足そうか。純正品かどうかは、言うまでもない。