地方競馬の新たな取り組み

http://keiba.radionikkei.jp/news/20050103K01.html
 最初、日刊競馬http://www1.sphere.ne.jp/nikkeiba/の電子メールサービス(無料なのに充実)で知ったのだが、クラブ法人馬主の導入が検討されるとのこと。これはいいことじゃなかろうか。中央競馬を見てもクラブ法人全盛のこの時代、有力なオーナー様を拒絶していたのは何故かと思う。……ということで、いろいろ検索してみたけれど、「クラブ法人を認めるべき」という意見は出てくるものの、認められなかった理由がよくわからない。中央と同じく、個人馬主の影響力が大きいのかもしれない。しかし、そんなことを言ってる場合じゃないだろう、と。これは地方競馬にとってのメリットになるかもしれないと思うのだ。
 もちろん、クラブ法人会員からすれば、出戻りについてのメリットが大きいかもしれない。しかし、それと同時に地方馬の手軽な値段のクラブ馬で夢を買えるという点もあるだろう。そして、出資者は自分の馬を応援しに競馬場へも赴こう。もしもコスモバルク岡田総帥の奥さん名義じゃなく、そこらへんにいる地方競馬ファンたちだったら、どうなったことでしょう。結構地方一口馬主がにぎわったんじゃないかな。
 けど、ここまで書いて思ったけど、地方の賞金水準じゃなかなかキツイもんがあるかもしれない。パイの大きさが無茶苦茶小さななか、運営するメリットがあるほどクラブ法人に利益があるのか。そもそも、中央の一口だって、マイネルやシチーだったら普通のサラリーマンにも気軽に買えるものだ。やっぱり、出戻り馬のためのものかなぁ。あ、ちなみに私の経済水準では、もしも地方一口クラブが出来たところで参入は不可能である。しかし、自分に関係ないこととはいえ、地方競馬のことは勝手に気になってしまうわけだ。競馬の神様は、こんな優良ファンに、たまには馬券で答えてくれないものか。