引退ナショナル・ジョッキーズ

http://keiba.radionikkei.jp/news/20051207K21.html

 香港・ハッピーバレー競馬場でナイターで行われたキャセイ・パシフィック・引退ナショナル・ジョッキーズ・チャンピオンシップ(12人参加)に出場した武豊騎手は騎乗馬がいずれも着外となり、ポイントは0点。総合順位は11位タイに終わった。

 はて、「引退ナショナル・ジョッキーズ」とはどんな催しだろう? やはりあれだ、引退した名手を集めてやるレースだな。そうだ、そういうのに佐々木竹見が出たとかいうニュースを見た覚えがあるぞ。……なんてことはなく、単なる「インター」の誤植(私はネット上のデータであれ‘誤植’という言葉を用います)だろう。
 しかしなんだ、引退騎手のレース、日本でもやってみたらどうだろか。お昼休みのイベントみたいなので。ただ、騎乗馬に恵まれず廃業した三十代の現役調教助手などが腕を競うのでは妙に生臭くて楽しくないので、岡部幸雄柴田政人小島太河内洋南井克巳田原成貴……あたりで、一つ。いや、一つ実現不可能すぎる人がいたか。まあいいや。ゴルフにもマスターズがあるし、プロ野球にもマスターズリーグができた。F1でもこないだそういうのでナイジェル・マンセルが勝っていたっけ。ああ、ただ、馬はダメだ。引退した馬をもう一度競走させるのはよくない。言うまでもないことだがね。