F1バーレーングランプリ

http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&d=20060313&a=20060313-00000023-jij-spo

鈴木亜久里代表は完走した佐藤と硬く握手して、「琢磨はプロとして大きな仕事をしてくれた」と感謝。「4カ月前にゼロから作り上げたチームが完走したのはすごいこと。奇跡に近いよ」と感心する一方、「レースに来ているんだから、やはりレースをしたいよね」と本音も漏らした。 

◇久々にF1の1レースに集中できた。もちろん、スーパーアグリなんていう要素もあったけれど、バトルのシーンが多々見られて、今年のレギュレーションは良い方向に向かっているのではないか。
◇タイヤ交換も復活。フェラーリがミスしていて、ミハエル・シューマッハ以前のフェラーリかと思った。あと、妙に寂しいフェラーリのスタッフかと思ったら、真っ赤なだけでロゴのないスーパーアグリだった。
◇スタート直後、アロンソにダンプを仕掛けたフェリペ・マッサ。いい仕事してるな、と思ったが、その後に若さが見えた。
◇予選も見たが、なんかあの予選は複雑だ。面白いようにも思えるが、なんだか本戦を見るような気にもなった。
佐藤琢磨が先輩の貫禄を見せて完走してみせたが、井出有治も頑張っていたと思う。
◇思っていたよりスーパーアグリが注目されていた(地上波では)。もとよりあんまりジャパン、ジャパン言うのもなんだけど、一応完全体制のトヨタ、ホンダもな、とか。いや、やはりその二つも注目はされていたが。
スーパーアグリの車体のカラーはどうにかならないのか。赤と白を基調とするジャパンカラーは、トヨタホンダと被って判別しにくい(展開上そういう心配は少ないが)。他のチームが使ってないカラー、例えば、昔のロータスホンダみたいなキャメル・イエローとか、ジャガーみたいな緑色とか、あるいはサッカー日本代表みたいなブルーはどうだろう、昔のリジェみたいな。
◇二台揃ってスタートさせるだけで奇跡的、とは思っていたし、完走はすばらしいと思う。が、ここでチームオーナーが「やはりレースをしたいよね」と言ったことも飲み込んで、さらに応援していこうと思う。かといって、あんまり期待するわけにもいかないので、ちょっとだけ薄目で。