地図帳買うために、久々に普通の本屋行った。なにか地図に関係する売れ筋の本があるらしいが、俺が欲しいのは学生時代に買わされたような地図帳。日本地図、世界地図どっちもそこそこ載ってるようなやつ。読書の手助けのために、欲しい。俺は本は本で本だけ読めばいいじゃないかというところで、あまり辞書や何かを横に本を読むようなことはないのだけれど、地図は欲しくなる。実家があったころなら地図くらいどうにでもなったが、気付いたら実家も地図帳もなくなっていたし、家にパソコンもなくケータイではさすがに無理なのであった。
というわけで、俺のお望みは学生用の地図帳、もしくは「テレビの横に」的なワールドアトラス。ワールドアトラス、発見。しかし、なんか思ってたより薄い。薄いのに千五百円くらいする。不満。ちょっと厚めの帝国書院の発見。こちら二千五百円くらいする。でも、セルビア・モンテネグロがセルビアとモンテネグロに分かれようが、これからどこか市町村合併しようが、まあ脳内補正で頑張る。ソ連時代の地図だって使えるぜ。
というわけで、二千五百円小わきに抱えてレジへ……。と、そこでもうちょっと厚いの発見。しかし、値段は千六百円。中見てみると、ちょっとごちゃごちゃしてる。無駄に観光地など充実しているが、欄外がちょっとうるさい。うるさいけれど、厚くて千円もお得だ。地図は地図で無愛想に紙の端から端まで地図でいいのだけれど、厚くて安いのだ。謎の厚さ信仰がきらめいてしまった以上、厚くて安いものを買わないわけにはいかない。というわけで、単に紙の違いという可能性を内包しつつも成美堂の『一冊でわかる日本地図・世界地図』(ASIN:4415031633)を買った。今日の昼の話だ。
そして、この本をわきにおいて、読むべき本はとりあえず二冊ある。