桑田真澄よ、やはりアフリカへ……

http://www.sanspo.com/sokuho/1207sokuho012.html

 米大リーグ傘下のマイナーリーグで外国人選手がプレーするのに必要な就労ビザが既に規定の数に達しており、来年4月まで新たな発給がないことが6日、分かった。

 というわけで、桑田のアメリカ行きが難しくなってきたとのこと。この例は小関竜也と一緒だろうか。小関の場合は、寿司職人が多かったから、などという話だったが。
 しかしこれで、俺が勝手に妄想した野球の伝道師・桑田、というラインも現実味を帯びてきたのではないか(id:goldhead:20061031#p1)。どうだろう、イタリアとか行ってみるのは。あるいは、中南米は。大リーグ挑戦、という箔が必要な選手でもないだろうし、むしろレベルを下げてまで野球を続けたとなれば、真の意味で価値が高まるんじゃないのか。もちろん、そこで活躍して見返す、大舞台に戻る、って道もあるだろう。駄目もとの大リーグ挑戦よりは……。
 という決めつけも失礼か。しかし、自分のレベルに応じて上へも行けば下へも行く。それで、それぞれ実績を積み、また適したところへ流れる。上へ上への流ればかりじゃない。国内でも社会人出戻りの例もあれば、助っ人が米独立リーグへ戻っていたところ、呼び戻されるって話もある。メジャーぎりぎりの助っ人が、日本を経て米でブレイクって話もある。また、現役に限らず、指導者としての流れだってある。
 と、やはり流れているのはアメリカ系ということになろうか。将来日本野球がメジャーと張り合っていくには(野球技術でなく、興行として)、そういうあたりのダイナミズムも必要だ。そうだ桑田、ゆけ桑田、かつての投げる不動産屋が、今こそ動産として世界を渡り歩け!